チャイナストックガイド

世界屈指の中国本土証券市場

 中国の改革開放政策が進展すると、1980年代に中国各地で“株券”が自然発生的に復活した。その当時では“資本主義の復活”として糾弾される恐れもあった株券の発行だが、生産能力拡大にともなう資金調達需要を満たすため、その動きは瞬く間に各地に広がった。“豊かになりたい”と願う人々は株式取引に熱狂。こうした 現実を中央政府も追認せざるを得ず、1990年に上海市と広東省深圳市で証券取引所が発足した。

 中国本土の証券市場は、早い段階から日本人を含む海外投資家にも開かれていたものの、人民元取引の制限という壁があった。このため海外投資家が投資可能な株式は、長期にわたり外貨で売買される「B株」に限られ、人民元で売買される「A株」には投資できなかった。なお、B株の取引通貨は、上海市場が米ドル、深セン市場が香港ドルと、異なっている。

 だが、証券市場や人民元取引の国際化にともない、2002年に「QFII」(適格海外機関投資家)制度が導入され、一部の海外機関投資家にA株取引を開放。2014年11月には「滬港通(フーガントン)」(上海・香港ストック・コネクト)がスタートし、大半の上海上場A株について、海外投資家も香港経由で取引が可能となった。誕生から四半世紀ほどの中国本土の証券市場だが、紆余曲折を経ながらも、その成長は目覚ましく、世界屈指の規模に発展している。

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