チャイナストックガイド

中国企業が主役の香港証券市場

 英国の植民地だった香港では、1891年に英国人によって最初の証券取引所が設けられ、古くから英国企業の株式取引が盛んだった。戦後は香港系華人財閥が台頭し、英国企業を買収するまでに成長した。やがて英国企業の影は薄れ、香港企業が証券市場での存在感を高めた。こうしたなか中国の改革開放政策が進むと、1990年代の初めごろから中国本土系の企業が上場するようになった。2000年代に入ると、中国本土企業(本土企業)の大型IPO(新規公開)が相次ぎ、香港証券市場の新たな主役となった。

 香港は中国への返還後も香港ドルが使用され、資本取引も自由であり、国際的に広く通用する証券取引制度も引き継がれた。香港市場は海外投資家が世界的なルールで中国本土企業の株式を売買できるマーケットとして急速に発展した。

本土企業の香港上場方式と分類法

 香港市場に上場する本土企業の株式は、「H株」、「レッドチップ」、「P株」に分類され、メインボード(本則市場)やGEM(新興市場)で売買されている。香港に上場した本土企業の株式が「H株」で、これは本土市場に重複上場することも可能。海外経由で上場した株式については、国有系を「レッドチップ」、民営系を「P株」と区分する。これらは海外企業の株式であるため、本土市場に重複上場することはできない。また、会社登記先の国・地域の法律に基づき、投資家が保護されることになる。

香港市場の中国本土系企業

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