香港上場銘柄の有償増資について

香港上場企業が既存の株主に対して実施する有償増資は、主に以下の4 種類があります。いずれも日本の規制により、権利は行使できません(香港や中国が禁じているのではありません)。

ただ、一部については付与された権利を市場で売却する機会があります。売却は弊社で実施するため、お客様のご指示は不要です。市況によっては売却できず、権利は消滅します。また、まれに有償増資に応じられない海外株主に、現金を交付するケースもあります。このように権利の現金化は保証できないため、弊社ホームページ等では原則的に情報を掲載していません。

有償増資の種類
日本語 中国語(英語) 概要 行使 売却
株主割当増資
(ライツ・イシュー)
供股(Rights Issue) 新株引受権を付与する株主割当増資。新株引受権とは、一定の価格で新株を購入できる権利。新株引受権は存続期間にわたり市場で売買される。 不可 可能
株主割当増資
(オープン・オファー)
公開招股(Open Offer) 新株引受権を付与しない株主割当増資。 不可 不可
新株予約権付与
(ボーナスワラント・イシュー)
発行紅利認股権証
(Bonus Warrant Issue)
配当の一環として、新株予約権(ワラント)を持ち株比率に応じて株主に付与すること。ワラントは一定の価格で新株を購入できる権利。新株予約権は存続期間にわたり市場で売買される。 不可 可能
株主優先募入
(プレフェレンシャル・オファー)
優先発售
(Preferential Offer )
子会社などをスピンオフ上場する際に、株主の持ち株比率に応じて新規上場企業の既存株を優先的に売り出すこと。株主は新規上場株を公開価格で購入できる。子会社をスピンオフする場合に多く実施される。 不可 不可