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【中国株レポート】騰訊控股(テンセント、00700)

08.12.11

中国本土のネット大手

「QQ」ブランドのインスタントメッセンジャー(IM)コミュニティーを運営する企業。インターネットや携帯電話の付加価値サービスを提供するほか、オンライン広告も手がける。実質筆頭株主は南アフリカのナスパーズ(Naspers Limited)。このほか創業者の馬化騰・主席も大株主。2008 年6 月には、ハンセン指数の構成銘柄に採用された。

大幅な増収増益となった1-9 月期業績

2008 年1-9 月期の売上高は前年同期比87.4%増の50.57 億元、純利益は82.2%増の19.15 億元となった。うち、第3 四半期の売上高は前年同期比91.4%増の20.24 億元、純利益は同72.9%増の7.37 億元。主力事業のインターネット付加価値サービス、携帯電話などの付加価値サービス、オンライン広告事業は収益を伸ばした。

同社売上高の9 割を個人ユーザーが占め、月平均利用料も低いため、景気変動に左右されにくい収益体質になっている。また、第3 四半期のインターネット付加価値サービスは「QQ 会員」や「Qzone」などの会員数が大幅に増加したほか、新しいオンラインゲームを成功に導入したことなどにより、売上高が大きく伸びた。さらに、携帯電話向け付加価値サービス事業でも、ショートメッセージサービスや、携帯ゲームサービスの好調により、大幅な増収となった。

ネットサービス事業は引き続き好調の見通し

オンラインゲーム以外のネットサービス事業では、インターネット利用者の増加、「QQ会員」や「Qzone」のユーザー数の増加、「QQ 校園」などのコンテンツの充実などにより、引き続き安定した収益が見込まれる。また、オンラインゲーム事業については、インターネットの普及に伴うオンラインゲームユーザーの増加、ネット娯楽への消費増などを背景に、中国におけるオンラインゲームの需要が引き続き拡大すると思われる。

海外市場にも参入へ

同社は今年6 月、実質筆頭株主の子会社とライセンス契約を交わしており、インドのネットサービス市場に参入するための提携関係を固めた。騰訊控股は同契約に基づき、契約日から3 年以内に、初期投資として同子会社に現金750 万米ドルを投じる予定。今回の契約はインド市場に参入する足がかりになると騰訊控股の経営陣はみている。

総じて、中国の景気減速感、個人の消費意欲の減退の中、安価のネット娯楽を選ぶ傾向が消費者に強まると予想され、これが同社の成長を刺激することになろう。インターネット付加価値サービスや携帯電話の付加価値サービス事業を原動力として同社は、今後も業績拡大を続けると見込まれる。

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