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華電能源、筆頭株主が資産注入を計画
2014.07.23 09:59
華電能源（900937.SS）は23日、筆頭株主の中国華電集団公司が計画している重大事項の内容を明らかにした。遼寧華電鉄嶺発電有限公司（鉄嶺公司）の出資持分51％を華電能源は中国華電集団公司から現金で購入する。この取引が実施されるという前提の下、遼寧省での競業問題を解決するため、華電能源は取得した鉄嶺公司の出資持分51％を現物出資するかたちで、瀋陽金山能源股フン有限公司（600396.SS）の第三者割当増資に参加するという。
現在は鉄嶺公司の出資持分の売却価格を確定するため、資産評価を実施している段階。進展があれば、あらためて情報を開示する予定。
この重大事項については、鉄嶺公司の他の出資者が優先購入権を放棄することのほか、関連当局や株主総会に承認されることが必要となる。
なお、鉄嶺公司の出資持分51％を華電能源に注入することは、非流通株を流通株に転換した「股権分置」改革の際に約束されていた。
今回の情報開示のため、同社株は2014年7月21日に売買停止となったが、2014年7月23日に取引を再開する予定。
（同件につきましては、2009年1月5日付「筆頭株主の約束事項は一部が現在も不履行」、2006年8月2日付「『股権分置』改革プランを一部変更」をご参照ください）
【出所】上海証取サイト上の公告(2014/07/23)
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