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【7月29日の中国本土市場】

2014.07.29 17:59

 主要指数は深センB株がわずかに反落。しかし、そのほかはいずれも続伸した。上海市場は上海総合指数が前日比0.24%高の2183.19ポイント、A株指数が0.23%高の2285.95ポイントと、小幅に6日続伸。B株指数は4日続伸し、0.92%高の235.85ポイントだった。深セン市場でもA株指数が3日続伸し、1.05%高の1196.03ポイント。一方でB株指数は4日ぶりに小反落し、0.006%安の923.53ポイントだった。両市場の売買代金は前日に比べて約4%減少したが、概算では3165億元と昨日に続いて3000億元台を維持。大商いが続いている。

 本土市場は約6割半の銘柄が値上がりした。引き続き国内の景気回復、企業業績の改善などが好感され、買いが優勢。また、早くも香港と上海の株式クロスボーダー投資を認める「滬港通」(上海・香港ストック・コネクト)のスタートを織り込む動きがみられ、機関投資家の強気姿勢が目立った。もっとも海外情勢をみると、中東・ウクライナ情勢や米連邦公開市場委員会(FOMC)の開幕など不確定要因も多い状況。前日までの急騰の反動もあり、全般的に上値が重い展開となった。上海総合指数は概ね狭いレンジで推移。後場半ばで2200ポイントに接近したが、まもなく跳ね返されると小幅高で大引けした。所有制改革や不良債権処理の進展が期待され、銀行セクターが堅調。商品相場の上昇期待から非鉄金属株も物色された。一方で、利益確定売りが複数のセクターでみられ、特に石炭・保険株などが調整した。

 上海B株は約6割が上昇。上海自由貿易区の基本法が来月から正式に施行されることになり、地場系銘柄への支援材料となった。上海外高橋保税区開発(900912)が連日の上昇率1位となる4.02%高、上海金橋輸出加工区開発(900911)が同3位の2.58%高、上海陸家嘴金融貿易区開発(900932)が同5位の2.09%高と、浦東新区に本拠を置くデベロッパーが動意付いた。このほか、石炭大手の内モンゴル伊泰石炭'B'(900948)が同2位の3.22%高と続伸し、指数の上昇に大きく寄与。A株市場では石炭セクターが軟調だったが、A株を上場していない同社へのマイナス影響は限られた。こうしたなか、通信設備会社の東方通信(900941)が6.49%安と急落し、下落率1位に沈んだ。

 一方、深センB株の値下がり数は比較的多く、指数の終値も小幅であるがマイナス圏に沈んだ。全般的に利益確定売りが目立ち、ワイン大手の張裕葡萄酒(200869)が1.37%安と反落。好業績を織り込むかたちで買われてきた農薬メーカーの湖北沙隆達(200553)も、本日は調整して1.15%安。対照的に液晶ディスプレイ大手の京東方科技(200725)は強く、4.30%高で上昇率1位となった。大規模な自社株買い計画を明らかにし、投資家の関心を集めたもようだ。(中国部・畦田)
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