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【8月5日の香港市場】

2014.08.05 18:29

 主要指数はハンセン指数がかろうじて続伸し、前日比0.19%高の2万4648.26ポイント。しかし、レッドチップ指数は0.02%安の4711.45ポイントと小幅に反落。H株指数も0.71%安の1万1009.84ポイントと反落した。メインボードの売買代金は概算で708億5100万HKドルとなり、前日に比べて約5%増加した。

 ポルトガル金融懸念の後退や米主要企業の好決算などを背景に、前日の米国市場ではダウ平均が反発。外部環境がやや改善したことから、本日のハンセン指数は小高く寄り付いた。もっとも、イスラエル、ウクライナなどの地政学的リスクは続き、その後は総じて小安く推移。H株、レッドチップの両指数も低迷した。7月のHSBC中国サービス業PMIが大きく下振れし、中国経済の回復期待が後退したことが響いた。ただ、海外マネーの香港流入への期待感が続いたほか、海外機関投資家による香港株の買い増しも伝わった。このため下値は底堅く、ハンセン指数は最終的にプラス圏を回復できた。

 四大商業銀行の預金残高が減少していると伝わり、本土系銀行株が下落。中国工商銀行(01398)が0.94%安、中国建設銀行(00939)が0.84%安、中国銀行(03988)が0.54%安、中国農業銀行(01288)が0.52%安と、四大銀行が報道を受けて売られた。不動産関連融資の焦げ付きリスクも悪材料となった。資金調達環境の悪化が織り込まれ、不動産セクターも低迷。華潤置地(01109)がハンセン指数構成銘柄の下落率1位となる3.02%安、中国海外発展(00688)が同3位の2.34%安に沈んだ。また、デベロッパー大手の緑城中国(03900)は中間決算の減益見通しが失望売りを誘い、12.21%安と急落した。

 また、マカオのカジノ株もさえない。下期のカジノ収入の減少が織り込まれ、澳門励駿(01680)が2.17%安、ウィンマカオ(01128)が1.84%安、サンズチャイナ(01928)が1.14%安、銀河娯楽(00027)が0.92%安など、主だった銘柄が値下がりした。

 こうしたなか、金融世界大手のHSBC(00005)が1.82%高と買われ、ハンセン指数の上昇に貢献した。発表した中間決算は減益に後退したものの、今後の業績回復が織り込まれた。通信大手も堅調。中間決算を今週発表する中国聯合網絡通信(香港)(00762)は1.17%高と、好業績期待の買いが入った。ライバルの中国移動(00941)も連れ高し、0.64%高。また、IPO(新規公開)銘柄が好調。食肉世界大手の万洲国際(00288)は公募価格に比べて7.41%高で初日の取引を終了。募集段階で応募が殺到し、この流れを引き継いだ格好となった。銀加工会社の港銀控股(08162)も急騰し、公募価格比で250.00%高で取引を終えた。(中国部・畦田)
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