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【8月8日の中国本土市場】

2014.08.08 18:13

 主要指数はまちまち。上海市場は上海総合指数が前日比0.30%高の2194.42ポイント、A株指数が0.31%高の2297.61ポイントと、4日ぶりに小反発。B株指数は小幅に続落し、0.14%安の239.48ポイントだった。深セン市場はいずれも反発し、A株指数が0.68%高の1226.06ポイント、B株指数が0.26%高の937.83ポイントだった。両市場の売買代金は概算で2396億元にとどまり、前日に比べ約17%減少した。

 上海総合指数は前場にかけて前日終値を挟んで一進一退。イラクへの限定的な空爆をオバマ大統領が承認し、外国為替市場では円高が進み、東京市場では日経平均が大きく下げるなど、世界的にリスクオフの動きが加速。その一方で本日発表された中国の7月の貿易統計は前年同月比で14.5%増となり、市場予想の7%を大幅に上回った。これが下支え役となり、上海総合指数は持ち直し、後場はプラス圏で推移した。ただ、2200ポイントの大台回復には至らなかった。上海市場は6割近くの銘柄が上昇。深セン市場はベンチャー企業が上場する「創業板」の銘柄を中心に堅調で、6割半が値上がりした。地政学的リスクの高まりを背景に、石油の二大大手がそろって買われ、上海総合指数を上昇に寄与した。このほかではインターネット、電子商取引(Eコマース)、オンライン金融などの銘柄が堅調。一方で石油、造船、保険などの銘柄で値下がりが目立った。

 上海B株指数は前日終値を挟んでの小動きに終始。上海B株市場は6割近くの銘柄が値上がりしたものの、時価総額の大きな内モンゴル伊泰石炭'B'(900948)が下落率2位の1.26%安に沈み、上海B株指数は小幅安に終わった。また、地政学的リスクの高まりで金相場が上昇したことを背景に、老鳳祥(900905)は朝方からプラス圏で推移していたが、週末ということもあり取引終了間際に利益確定売りに押され、下落率1位の1.80%安で引けた。

 深センB株市場は7割半の銘柄が上昇した。昨日は下げがきつかった本鋼板材(200761)が反発し、本日は1.38%高。酒造株もそろって買われ、張裕葡萄酒(200869)が上昇率1位の3.32%高だったほか、安徽古井貢酒(200596)が0.54%高。一方、昨日の上昇率4位だった招商局地産控股(200024)が反落し、本日は下落率1位の0.90%安。長安汽車(200625)も0.40%安と反落し、深センB株指数の重荷となった。無錫小天鵝(200418)は5日ぶりに売買を再開したが、朝方こそ高かったものの、公開買付(TOB)が終了して株価を支える材料がなくなり、下落率2位の0.82%安で引けた。(中国部・千原)
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