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【8月13日の香港市場】

2014.08.13 17:51

 主要指数は3日続伸した。ハンセン指数は前日比0.81%高の2万4890.34ポイント、H株指数は1.17%高の1万1193.89ポイント、レッドチップ指数は0.55%高の4810.97ポイント。メインボードの売買代金は概算で744億5100万HKドルに達し、前日に比べ約12%増加。3日ぶりに700億HKドル台を回復した。

 ウクライナ、イラク、パレスチナなどの地政学的リスクや欧州経済の先行き不透明感などを背景に、前日の欧米市場は軟調に推移。また、本日朝方に発表された中国の7月の金融統計が大きく下振れしたことも嫌気され、本日の香港市場はやや神経質な地合いとなった。主要指数は前日終値を挟んだ小動きに終始。後場で発表された中国の小売・生産・投資の各統計も概ね振るわず、上値の重さに繋がった。それでも「滬港通」(上海・香港ストック・コネクト)への期待感は本日もみられ、地合いを下支え。業績期待も加わり、主要指数は最終的にプラス圏で引けた。

 康師傅(00322)が3.36%高、蒙牛乳業(02319)が2.11%高でハンセン指数構成銘柄の上昇率1、2位となるなど、食品株が堅調。親会社が国有企業改革の推進企業にリストアップされている中国食品(00506)と中国糧油控股(00606)もそれぞれ5.70%高、4.00%高と買われた。また、再生可能エネルギー関連の銘柄も堅調。中間期で増収増益を確保した華能新能源(00958)が7.66%高と買い進まれると、大唐新能源(01798)が4.23%高、華電福新能源(00816)が2.04%高と競合他社も堅調だった。さらに一次エネルギーの多くを占める石炭セクターも好調。業界内での生産調整を経て石炭価格が安定化するとの観測が広がった。モンゴル伊泰石炭'H'(03948)が6.11%高、ヤン州煤業(01171)が5.55%高、中煤能源(01898)が1.41%高。このほか、通信大手3社の国有企業改革案が年末までに出されるとの報道を受け、中国電信(00728)が2.41%高、中国移動(00941)が1.98%高、中国聯合網絡通信(香港)(00762)が1.87%高と、3社がそろって買われた。

 一方、香港の航空大手である国泰航空(00293)が1.74%安で、ハンセン指数構成銘柄の下落率1位。発表した中間決算の利益額が市場予想に届かず、失望売りに押された。また、電力価格の引き下げ観測から火力発電を主力とする電力株がさえず、華電国際電力(01071)が6.00%安、中国電力国際発展(02380)が1.82%安、大唐国際発電(00991)が1.79%安。個別ではヘリコプターを製造する中国航空工業国際(00232)が4.16%安。デリバティブの評価損などの影響から中間期で赤字が拡大する見通しが嫌気された。(中国部・畦田)
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