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雲錫砿業、不動産開発プロジェクトの買収と資本再編を計画
2014.08.19 10:03
雲錫砿業（00263.HK）は18日、重慶市の不動産開発プロジェクト「金唐新城市広場」の権益40％を取得すると発表した。買収額は3億7000万HKドル（調整あり）。重慶市渝北区で進める同プロジェクトは住宅、商業施設、オフィスを含む複合施設で、2016年までには竣工する予定。完成すれば渝北区中心部の新たなランドマークとなる見込みという。
なお、買収資金をまかなう目的で、同社は株式併合、株主割当増資を含む一連の資本再編を計画。これによると、まず既存株5株を1株とする株式併合を行う。さらに併合後の株式1株につき9株の割合で、株主割当増資（オープン・オファー）を実施する。日本人を含む海外株主は、規制があるため増資に応じることができない。割当価格は0.6HKドル。これにより諸費用を除いて少なくとも約4億426万HKドルを調達する見込みで、このうち3億7000万HKドルは不動産プロジェクトの買収に充てる予定。残りは運転資金にまわすとしている。
割当価格の0.6HKドルは2014年6月24日の終値1.725HKドル（株式併合による調整済み）を65.22％下回る水準。株式併合の発効日は2014年10月20日を予定しており、同日から仮コードのみの取引となる。その間の10月23日に株主割当増資の権利落ち日を迎え、11月3～21日はパラレルトレードとなる見込み。
今回の情報開示のため、同社株は2014年6月25日に売買停止となったが、2014年8月19日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/08/18)
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