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上海匯麗建材、サリム・グループ会長が実質支配者に

2014.08.21 10:18

 上海匯麗建材(900939.SS)は21日、実質筆頭株主の上海南匯資産投資経営有限公司(南匯資産公司)が、名義筆頭株主である上海匯麗集団有限公司(匯麗集団)の出資持分37.33%を三林万業(上海)企業集団有限公司(三林万業)に売却することで正式契約を交わしたと発表した。売却が完了するには、政府当局の承認が必要。これにより南匯資産公司は保有する匯麗集団の出資持分がゼロとなり、実質筆頭株主ではなくなる見込み。

 一方、三林万業が保有する匯麗集団の出資持分は実質支配基準で、当初の約25.11%から約62.44%に拡大する見通し。これにより三林万業が間接支配する上海匯麗建材の株式は約28.64%となる見込み。三林万業を傘下に置くインドネシアのサリム・グループの林逢生(アンソニー・サリム)会長が、上海匯麗建材の実質支配者となるという。

 林逢生・会長は第一太平(00142.HK)の主席を務める人物。サリム・グループは大中華圏(グレーター・チャイナ)で幅広く事業展開。うち三林万業は上海証券取引所に上場する上海万業企業股フン有限公司(600641.SS)の株式50.54%のほか、シンガポール上場のギャラント・ベンチャーの株式60.87%、インドネシア上場のインドモービル・スクセス・インターナショナルの株式71.49%を保有し、流通、不動産開発、不動産賃貸、資源投資などを手がける。

(同件につきましては、2014年8月18日付「筆頭株主にインドネシア系企業が資本参加」、2014年7月24日付「名義筆頭株主の出資持分に応札者」、2014年7月22日付「名義筆頭株主の出資持分が公開入札に」、2013年10月31日付「実質支配者の交代へ」をご参照ください)
 
【出所】上海証取サイト上の公告(2014/08/21)

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