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【8月25日の香港市場】

2014.08.25 18:48

 主要指数はハンセン指数が先週末比0.21%高の2万5166.91ポイント、H株指数が0.51%高の1万1115.79ポイントと、小幅ながらも続伸した。一方でレッドチップ指数は小幅に4日続落し、0.55%安の4866.96ポイント。メインボードの売買代金は概算で634億1300万HKドル。先週末とほぼ変わらなかった。

 先週末の米国市場は引き続きウクライナを中心とした地政学的リスクが警戒され、ダウ平均が小幅ながらも反落。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が米国の雇用情勢に厳しい認識を示したことも警戒された。特段の買い材料がないなか、週明けの香港市場は序盤から利食い売りに押され気味の展開。前場の主要指数は概ね小安く推移した。ただ、主要企業の良好な決算内容や、「滬港通」(上海・香港ストック・コネクト)への期待感を背景に、後場からは買い戻しも増加。ハンセン、H株の両指数は後場で上げに転じ、小幅高で取引を終えた。一方で、レッドチップ指数は大型コングロマリット「華潤集団」の傘下企業が足を引っ張り、大引けまで軟調だった。

 石油株が堅調だった。大手の中国石油化工(00386)は市場予想を上回る中間決算を手がかりに、ハンセン指数構成銘柄の上昇率1位となる4.28%高。三大石油会社の残り2社である中国海洋石油(00883)と中国石油天然気(00857)には業績期待の買いが入り、それぞれ1.19%高、0.91%高で引けた。このほか、航空株も上昇。中国東方航空(00670)は数日中に中間決算を発表する予定だが、すでに大幅増益となる見通しが示されており、買い安心感から3.81%高だった。また、国内最大の空港を運営している北京首都国際機場(00694)も8.25%高と買い進まれた。

 新エネルギー関連の銘柄も堅調。風力発電設備大手の新疆金風科技(02208)は中間期の大幅増益に加え、1-9月期も好業績を継続する見通しとなり、28.04%高と買いが膨らんだ。風力発電も手がける華電福新能源(00816)は2ケタ増益の中間決算を受けて5.15%高。医薬品流通大手の国薬控股(01099)が3.29%高、家電量販大手の国美電器控股(00493)が3.03%高など、好決算を織り込む買いが他の銘柄でもみられた。

 一方、華潤集団の会計部門を統括していた幹部が当局の調査を受けたと伝わった。これを受け、同グループ傘下の上場企業が軟調。華潤燃気(01193)が9.26%安、華潤創業(00291)が2.05%安、華潤置地(01109)が1.06%安など、軒並み値下がりした。(中国部・畦田)
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