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インキュテック、約6年3カ月半ぶりに売買再開

2014.09.29 11:17

 インキュテック(00356.HK)は26日、同社株の売買再開の条件をすべてクリアしたと発表した。これにともない同社株の売買再開を香港証券取引所に申請。同社株は2014年9月29日に取引を再開するという。

 売買再開に向け、梁景裕(アレックス・リョン)・主席は1500万株に上る同社株を1株あたり0.1HKドルで取得。さらに同社は合計14億株に上る新株を発行し、梁主席などにを1株あたり0.1HKドルで割り当てた。これにより梁主席は保有株は14億1500万株に達し、マンダトリー・オファー(義務的公開買付)を実施した。

 その後、同社は梁主席を除く一般株主を対象とした保有株2株につき新株15株を割り当てる株主割当増資(オープン・オファー)を実施。だが、マーク・ホーという名の投資家が同社株を大量保有していることが判明し、浮動株比率が上場基準を下回った。

 浮動株比率の回復を目的に梁主席は2億株に上る同社株を売却。これにより梁主席の持ち株比率は当初の約74.5%から約64.0%に低下。浮動株比率は約25.49%に回復し、上場基準を満たしたという。

 同社株は2008年6月13日から売買停止となっていたが、2014年9月29日に取引を再開した。

(同件につきましては、2014年9月9日付「取引再開が遅延」、2014年9月1日付「株主割当増資の実施結果」、2014年7月29日付「マンダトリー・オファーの実施結果」、2014年7月7日付「マンダトリー・オファーがスタート」、2014年7月1日付「筆頭株主の交代へ」、2014年5月29日付「増資を計画」、2014年3月28日付「香港証取が売買再開の条件を再び明示」、2013年7月12日付「売買再開プランを提出」、2013年5月7日付「主要株主が保有株を譲渡」、2013年1月22日付「売買再開の条件を香港証取が明示」をご参照ください)
 
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/09/26)

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