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【10月8日の香港市場】

2014.10.08 18:36

 主要指数はそろって4日ぶりに反落。ハンセン指数は前日比0.67%安の2万3263.33ポイント、H株指数は0.70%安の1万395.43ポイント、レッドチップ指数は0.81%安の4489.21ポイント。メインボードの売買代金は概算で651億900万HKドルにとどまり、前日に比べ約5%減少した。

 前日のニューヨーク市場は大幅続落。国際通貨基金(IMF)が今年と来年の世界経済の成長率予測を引き下げたことで、景気の先行き懸念が強まり、リスク回避の動きが拡大。欧州の株安も嫌気された。外部環境の悪化を受け、香港市場の主要指数は安く寄り付き、その後も軟調に推移。香港の中心街を占拠する学生団体などの抗議活動が長期化しており、事態終息の不透明感が残ることも重荷となったもようだ。

 ハンセン指数の構成銘柄は幅広く売られ、値上がりは7銘柄のみ。台湾系食品株がそろって上昇し、中国旺旺(00151)が上昇率1位の1.64%高、康師傅(00322)が同3位の0.97%高。数カ月にわたり株価が調整したことから割安感が鮮明であることに加え、中国本土での知名度が高いことから、香港と上海の株式クロスボーダー投資を認める「滬港通」(上海・香港ストック・コネクト)がスタートすれば、物色の対象となるとの思惑が株価を押し上げたもようだ。また、時価総額の大きなHSBC(00005)が後場で上げに転じ、0.12%高で引けた。

 値下がり銘柄ではマカオのカジノ株が目立った。銀河娯楽(00027)が下落率2位の2.68%安、サンズチャイナ(01928)が同3位の2.54%安。マカオのカジノ収益の見通しについて複数のアナリストが低迷を予想し、これが嫌気された。原油相場の下落を受け、エネルギー株の下げも目立った。中国石油天然気(00857)が1.98%安、神華能源(01088)が1.36%安、中国海洋石油(00883)が1.33%安だった。

 個別の材料があった銘柄では、国蔵集団(00559)が65.97%高。恒大地産集団(03333)を筆頭株主に迎え、太陽光発電事業に参入することが材料視された。天行国際(00993)は中国政府系企業を筆頭株主に迎える見通しが好感され、8.22%高だった。(中国部・千原)
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