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【10月16日の中国本土市場】

2014.10.16 18:00

 主要指数はいずれも反落。上海市場は上海総合指数が前日比0.72%安の2356.49ポイント、A株指数が0.72%安の2467.11ポイント、B株指数が0.71%安の261.64ポイント。深セン市場はA株指数が1.35%安の1392.52ポイント、B株指数が0.43%安の964.10ポイントだった。両市場の売買代金は概算で4115億元に上り、前日に比べ約13%増加。4営業日ぶりに4000億元を超えた。

 ダウ平均の大幅安など海外市況の悪化を嫌気し、上海総合指数は低く寄り付いた。本日発表された9月の人民元建て貸出純増額が市場予想を上回ったことを好感し、時価総額の大きな銀行株などが買われ、前場の中盤で上げに転じた。後場寄り後に本日の高値を付けたが、その後は売りに押され、中盤でマイナス圏に沈み、本日の安値付近で引けた。世界的な景気低迷が懸念されるなか、中国でも物価指数の伸びが低水準にとどまっていることから、デフレなどへの警戒感が強まっているもようだ。上海市場と深セン市場のいずれも7割あまりの銘柄が下落した。幅広い銘柄が売られるなか、銀行株のほか、鉄道建設株や医薬株が逆行高。総投資額が1000億元近くに上る3件の鉄道建設プロジェクトを国家発展改革委員会が承認したことやエボラ出血熱の感染拡大が材料視されたもようだ。大気汚染が各地で観測されていることを受け、環境関連株も堅調だった。

 上海B株市場は下落銘柄が8割に達した。なかでも建材関連の下げが目立ち、華新セメント(900933)が3.12%安、上海耀皮玻璃(900918)が2.57%安と、下落率の1~2位に並んだ。上海匯麗建材(900939)も1.65%安だった。一方、原油安を受け、海南航空(900945)が0.72%高と続伸し、2日連続で上昇率2位。金相場の上昇を好感し、老鳳祥(900905)が0.35%高。エボラ出血熱の感染拡大を背景に、昨日の上昇率1位だった上海神奇製薬(900904)が0.27%高と続伸した。

 深センB株市場は7割の銘柄が下落した。こうしたなか深セン中冠紡織印染(200018)が2日連続でストップ高。資産交換計画が引き続き材料視された。無錫小天鵝(200418)は昨日に続いて14年1-9月期決算が大幅増益となる見通しを手がかりに4.26%高と続伸した。また、昨日の下落率1位だった深セン中国自転車(200017)が反発し、本日は0.74%高だった。幅広い銘柄が売られたなか、海南珠江控股(200505)が下落率1位の3.66%安。再編の思惑などを背景に9月から急伸していたことから、利益確定売りに押された。(中国部・千原)
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