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【10月20日の香港市場】

2014.10.20 17:57

 主要指数はいずれも続伸。ハンセン指数は前営業日比0.20%高の2万3070.26ポイント、H株指数は0.60%高の1万295.52ポイント、レッドチップ指数は0.86%高の4418.01ポイント。メインボードの売買代金は概算で530億900万HKドルにとどまり、先週末に比べ約27%減少した。

 先週末のニューヨーク市場はダウ平均が7日ぶりに大幅反発。欧州株が追加金融緩和への期待感から大幅高となったことが追い風となったほか、米住宅着工件数や米消費者態度指数の上振れを好感した。外部環境の改善を受け、香港の主要指数は高く寄りついた。中国人民銀行(中央銀行)が4000億元に上る流動性を供給する計画という報道が先週末に流れ、本土系銀行株などが堅調。中国共産党の第18期中央委員会第4回全体会議(四中全会)が本日から始まり、政策への期待感も高まった。ただ、7-9月期の国内総生産(GDP)発表を明日に控え、積極的な買いは手控えられた。主要指数は上げ幅を徐々に縮小し、本日の安値付近で引けた。売買代金は約1カ月ぶりに600億HKドルを下回った。

 ハンセン指数の構成銘柄では、本土系不動産株がそろって上昇。中国海外発展(00688)が上昇率1位の1.66%高、華潤置地(01109)が0.67%高。天津市が住宅ローンをめぐる政策を緩和するという報道が流れ、これを好感したもようだ。先週末との観測が流れていた「滬港通」の正式発表は空振りに終わったが、それでも実施は時間の問題との見方から、本土では上場していない有名企業の株式が堅調だった。先週末の上昇率3位だった康師傅(00322)が続伸し、本日は同2位の1.53%高。聯想集団(00992)はブラックベリー買収の観測も加わり1.47%高。テンセント(00700)も1.41%高。バルチック海運指数が上昇し、招商局国際(00144)が1.27%高、中遠太平洋(01199)が0.97%高と港湾株も堅調。カジノ株はそろって続伸し、サンズチャイナ(01928)が0.89%高、銀河娯楽(00027)が0.71%高だった。四半期決算の発表を控えた中国移動(00941)は0.97%高だった。一方、香港地場系銘柄の下落が目立ち、なかでも不動産株の下げがきつかった。新鴻基地産(00016)が下落率2位の1.49%安、長江実業(00001)が0.83%安だった。

 そのほかの銘柄では、BYD(01211)が1.64%高。同社製電気自動車をベルギーのタクシー最大手が採用することが決まり、これが材料視された。卜蜂国際(00043)は子会社株式のスピンオフ上場と現物配当の計画を好感し、2.35%高。中興通訊(00763)は同社製ハイエンド・ルータが中国移動に多く採用されていることを手がかりに2.60%高だった。(中国部・千原)
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