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【10月21日の香港市場】

2014.10.21 18:09

 主要指数はまちまち。ハンセン指数はかろうじて3日続伸し、前日比0.07%高の2万3088.58ポイント。H株指数は0.18%安の1万275.98ポイント、レッドチップ指数は0.28%安の4405.54ポイントと、いずれも3日ぶりに小反落。メインボードの売買代金は概算で525億1300万HKドルにとどまり、前日に比べわずかに減少した。

 前日のニューヨーク市場はダウ平均が小幅に続伸。先週までの調整の反動が続いた。こうしたなか本日の香港市場は主要指数が朝方にかけて堅調だったものの、中国の国内総生産(GDP)成長率が鈍化していることが確認されると、下げに転じて前場を終了。後場も中国本土系の銘柄を中心に売られ、H株指数とレッドチップ指数は小幅安で終了。ハンセン指数は昨日軟調だった香港地場系銘柄に支えられ、小幅高で引けた。中国共産党の第18期中央委員会第4回全体会議(四中全会)が開催中であることから引き続き様子見ムードが強く、積極的な売買は手控えられた。

 ハンセン指数の構成銘柄では、昨日の上昇率2位だった康師傅(00322)が反落し、本日は下落率1位の2.41%安。中国移動(00941)は14年1-9月期の純利益が9.7%減だったことが嫌気され、下落率2位の1.77%安と反落。これにライバルの中国聯合網絡通信(香港)(00762)が連れ安し、0.70%安だった。昨日は堅調だった港湾株がそろって反落し、中遠太平洋(01199)が0.77%安、招商局国際(00144)が0.62%安。中国の景気低迷にともなう石油需要の落ち込みが意識され、中国石油化工(00386)が0.76%安、中国海洋石油(00883)が0.47%安、中国石油天然気(00857)が0.42%安だった。一方、昨日は軟調だった主力の香港地場系銘柄が、本日は堅調だった。信和置業(00083)が上昇率1位の2.25%高、新鴻基地産(00016)が1.25%高。また、本土では上場していない有名企業の一角が引き続き堅調で、聯想集団(00992)が上昇率2位の1.45%高だったほか、テンセント(00700)が0.96%高と、いずれも続伸した。

 個別の材料があった銘柄では、俊和発展(00711)が15.84%高。筆頭株主の交代を含む再編計画が材料視された。国美電器控股(00493)は14年1-9月期決算が前年同期比で70%以上の増益となる見通しを好感し、1.61%高だった。上海電気(02727)は12.50%安。14年1-9月期決算が2ケタ減益となったことが嫌気された。(中国部・千原)
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