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【10月24日の香港市場】

2014.10.24 18:14

 主要指数はまちまち。ハンセン指数は小幅に続落し、前日比0.13%安の2万3302.20ポイント。H株指数は3日ぶりに反落し、0.45%安の1万391.64ポイント。レッドチップ指数はかろうじて反発し、0.07%高の4402.81ポイントだった。メインボードの売買代金は前日に比べわずかに減少し、概算で501億6600万HKドルだった。

 前日のニューヨーク市場は企業業績への期待感を背景にダウ平均が大幅反発。外部環境は良好だったものの、本日の香港市場は国有銀行をはじめとした本土系銘柄が売られ、ハンセン指数とH株指数は総じて軟調に推移。一方、レッドチップ指数はウエートの大きな通信株に支えられ、概ね堅調な値動きだった。ただ、売買代金は低迷。四半期決算のシーズンに入っていることに加え、エボラ出血熱の感染者がニューヨークで確認されたことなどが影響したもようだ。

 ハンセン指数の構成銘柄は幅広く売られた。上昇したのは3銘柄のみで、昨日の下落率2位だった中国移動(00941)が反発し、本日は上昇率1位の2.15%高。昨日の下落率1位だった中国聯合網絡通信(香港)(00762)も、本日は上昇率2位の1.28%高。昨日の大幅安からの反動に加え、中国聯合網絡通信(香港)の14年1-9月期決算が26.14%増益となり、ネガティブサプライズがなかったことから買い戻されたもようだ。

 一方、値下がり銘柄では華潤置地(01109)が下落率2位の1.66%安、中国海外発展(00688)が0.92%安と、本土系不動産株の下げが目立った。主要70都市の新築住宅価格統計で、9月は前月比で下落した都市が69都市に達し、前年同月比でも58都市に上ったことが嫌気された。中古住宅も前月比では70都市すべてが下落したという。マカオのカジノ株も売られ、銀河娯楽(00027)が下落率3位の1.61%安と続落したほか、サンズチャイナ(01928)も0.33%安と反落した。10月もマカオのカジノ収益は前年同月比で減少が続くとの見通しを政府当局者が明らかにし、これが売りにつながった。時価総額の大きな本土系銀行株も軟調。中国建設銀行(00939)は14年1-9月期決算が7.83%増益だったものの、不良債権が大きく増加していることが嫌気され、0.71%安。これに他の銀行株も連れ安し、中国工商銀行(01398)が0.59%安、交通銀行(03328)が0.53%安だった。

 そのほかの銘柄では、大幅増益の14年1-9月期決算を発表した中興通訊(00763)が3.46%高。14年12月本決算も大幅増益との見通しも明らかにしている。同じく14年1-9月期決算が大幅増益だった株洲南車(03898)は1.83%高。金山軟件(03888)は14年7-9月期が大幅な営業減益となる見通しが嫌気され11.91%安。長城汽車(02333)は14年1-9月期決算の減益を受け、5.07%安だった。TCLグループの銘柄は明暗が分かれた。TCL通訊(02618)は14年1-9月期決算が大幅増益だったものの、好材料の出尽くし感に加え、格安スマートフォンとの競争が懸念され、4.88%安に沈んだ。一方、大幅増益に転じたTCL多媒体(01070)は7.25%高だった。瀋陽公共事業(00747)は提携と増資をめぐる交渉が物別れとなり、24.48%安だった。(中国部・千原)
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