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【11月4日の中国本土市場】

2014.11.04 17:53

 上海市場では上海総合指数が前日比0.02%高の2430.67ポイント、A株指数が0.02%高の2545.04ポイントと、いずれも小幅ながら6営業日連続で上昇した。一方、B株指数は6日ぶりの小反落となり、0.41%安の263.51ポイント。深セン市場ではA株指数が0.54%安の1414.46ポイントと3日ぶりに下落。B株指数は8日ぶりに反落し、1.47%安の969.83ポイントだった。両市場の売買代金は前日とほぼ変わらず、概算で4258億元。5日連続で4000億元を超える大商いとなっている。

 本土市場は約6割の銘柄が値下がりした。上海総合指数が前日まで5日連続で上昇しており、利益確定の余地が大きい状況。こうしたなか、昨日までに発表された中国の10月の景況感指数が一部下振れし、景気減速の警戒感が継続。足元の預金流出傾向から銀行株がさえず、金融セクターが重しとなった。また、先週は自由貿易区設立の思惑から買われていた福建省の地場系銘柄が調整。中小型株が弱含み、深セン市場では多くの「創業板」上場銘柄が下落した。もっとも、中国政府の景気対策や企業業績を織り込む買いも継続。上海総合指数は前日終値を挟んでもみ合いながらも、小幅高で取引を終えた。石炭、非鉄金属株などが堅調。インフラ建設の加速を受け、建築、機械株などが上昇した。とりわけ原発建設の加速が期待されており、関連銘柄が物色された。

 B株市場は利益確定売りに押され、約7割半の銘柄が値下がりした。上海B株では大型株の内モンゴル伊泰石炭'B'(900948)が2.16%安と4日ぶりに反落し、指数の重しとなった。不動産株がさえず、上海大名城(900940)が下落率2位の2.95%安、上海外高橋保税区開発(900912)が1.58%安、上海金橋輸出加工区開発(900911)が0.99%安、上海陸家嘴金融貿易区開発(900932)が0.71%安、上海鼎立科技(900907)が0.30%安。こうしたなか、機械株の*ST中国紡織機械(900906)が好調で4.76%高。「股権分置」改革プランや資産売却の進展が織り込まれた。

 深センB株では両酒造株に利益確定売りが膨らみ、張裕葡萄酒(200869)が下落率1位の4.41%安、安徽古井貢酒(200596)が3.35%安。時計販売大手の深セン飛亜達(200026)も3.42%安とさえないなど、消費関連株が全般的に売られた。自動車大手の長安汽車(200625)は昨日までに好決算を織り込む買いが一巡。本日は利食い売りに見舞われ、3.25%安だった。一方、深セン中冠紡織印染(200018)が急伸して8.48%高。同社は大規模な資産交換計画を進行中。企業再編が相次ぐなか、計画の進展が期待され、思惑買いが膨らんだ。(中国部・畦田)
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