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【11月10日の香港市場】

2014.11.10 17:59

 主要指数はいずれも反発した。ハンセン指数は6営業日ぶりに上昇し、前営業日比0.82%高の2万3744.70ポイント。H株指数は0.72%高の1万615.82ポイント、レッドチップ指数は0.28%高の4417.89ポイントと、いずれも4日ぶりに反発した。メインボードの売買代金は先週末に比べ約26%増加し、概算で919億7600万HKドルの大商いとなった。

 先週末に発表された米雇用統計は強弱まちまちの内容となったほか、その後に明らかとなった中国の貿易統計でも輸入が予想を下回る水準。本日午前発表の中国の物価統計もやや弱く、米中の経済指標は概ねポジティブサプライズに欠けた。こうしたことから売りが先行するかとみられた週明けの香港市場だが、一転して寄り付きから買い戻しが先行。主要指数は大幅高で寄り付いた。取引開始前に中国・香港の両当局が、来週17日に「滬港通」(上海・香港ストック・コネクト)がスタートすると発表。これが大きな刺激材料となった。ハンセン指数は寄り付きで節目の2万4000ポイントを回復。もっとも、一連の経済指標は概ね弱い内容にとどまっており、景気先行きの不透明感から大引けにかけて売りが増加。主要指数も上げ幅を縮め、ハンセン指数は2万4000ポイントを守れなかった。

 「滬港通」の正式スタートを好感し、直接の恩恵が見込める金融セクターが物色された。売買代金増加の期待感から香港交易所(00388.HK)が4.55%高でハンセン指数構成銘柄の上昇率1位。中国工商銀行(01398.HK)が1.00%高、中国建設銀行(00939.HK)が0.70%高と、大型の銀行株がしっかり。手数料増加の思惑から、中国銀河証券(06881.HK)が2.89%高、海通証券(06837.HK)が2.50%高、中信証券(006030.SZ)が1.02%高と証券株も上昇。このほか、「滬港通」を通じて本土の個人マネーがA株未上場の有力企業に流れるとの観測が強まり、関連銘柄が買われた。パソコン最大手の聯想集団(00992.HK)が切り返し、2.53%高。銀河娯楽(00027.HK)が2.92%高、サンズチャイナ(01928.HK)が1.92%高など、マカオのカジノ株も買い戻された。さえない原油相場に関わらず、中国海洋石油(00883.HK)が1.35%高と堅調。本土未上場の大型石油会社であり、思惑買いが入った。

A・H重複上場銘柄に将来の裁定狙いの買いが入った。重慶鋼鉄(01053.HK)が28.81%高、馬鞍山鋼鉄(00323.HK)が19.71%高など、株価水準がA株を下回る銘柄が急騰。大連港(02880.HK)はさらに中国・韓国両政府が二国間の自由貿易協定(FTA)に実質合意したことも刺激材料となり、23.92%高と急伸した。「滬港通」の対象とはならない深センA株との重複上場銘柄も物色され、東北電気(00042.HK)が17.77%高、経緯紡織機械(00350.HK)が15.90%高。

一方、政府系コングロマリット「華潤集団」の傘下企業の一角が売られた。華潤創業(00291.HK)は業績悪化見通しを受けて5.13%安に沈み、華潤置地(01109.HK)は経営トップの突然の辞任が伝わって4.10%安。両銘柄でハンセン指数構成銘柄の下落率1、2位に沈んだ。また、保険大手のなかでも平安保険(02318.HK)が2.92%安。増資による希薄化が嫌気された。(中国部・畦田)

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