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【11月11日の中国本土市場】

2014.11.11 18:20

 主要指数はそろって反落した。上海市場は上海総合指数が前日比0.16%安の2469.67ポイント、A株指数が0.15%安の2586.22ポイントと、小幅ながらも反落した。B株指数は続落し、0.88%安の259.50ポイント。深セン市場はA株指数が急反落し、2.93%安の1385.00ポイント。B株市場は3日ぶりに下落し、1.14%安の962.53イントだった。両市場の売買代金は前日に比べて約3割増加。概算で5747億元に達した。約4年ぶりの5000億元台で、A株史上最大の売買代金となった。

 来週からの「滬港通」(上海・香港ストック・コネクト)開始を受け、資金流入や業務量拡大の期待感から金融セクターが本日も上昇。特に資金決済銀行に選ばれた中国銀行(601988)はストップ高まで買われた。こうした大型の金融株に資金が大きく流入した反動から、ほかのセクターが総じて軟調。両市場全体では約8割が値下がりした。上海総合指数は金融株が下支えとなり小幅安で大引けしたものの、中小型株が利食い売りに押され、深センA株指数は下げ幅を広げた。中国の経済指標の発表を前にリスク回避の売りが増加。構造改革やアジア太平洋経済協力会議(APEC)を手がかりに足元買われていた軍需、造船、港湾・海運株などがとりわけ調整した。

 B株市場もA株に連れ安となり、約8割が値下がり。上海B株では利食い売りが目立ち、資産再編を手がかりに連騰していたオルドスリソーシズ(900936)が5.81%安と急反落。軍需企業「中国兵器装備集団公司」の傘下にある湖南天雁機械(900946)は材料出尽くし感から5.08%安に沈み、両銘柄で下落率1、2位を占めた。中韓自由貿易協定(FTA)の関連銘柄も反落。天津海運(900938)が3.96%安、錦州港務(900952)が2.62%安と、海運・港湾株が値下がりした。一方、*ST中国紡織機械(900906)が上昇率1位の2.46%高。株式分割(無償交付)のスケジュールを明らかにし、配当狙いの買いが入った。また、大型株の内モンゴル伊泰石炭'B'(900948)に押し目買いが入り、1.18%高で指数の下げ幅を縮めた。

 深センB株も幅広い銘柄が利食い売りに押された。深セン中冠紡織印染(200018)は共同経営事業の解消を受け、下落率1位の8.27%安。港湾株の深セン赤湾港航(200022)は10月の貨物取扱量の減少が伝わり、2.50%安だった。深セン地場系の銘柄がさえず、深セン中国自転車(200017)が3.73%安、深セン特力集団(200025)が3.69%安、深セン賽格(200058)が3.15%安、深セン特区不動産(200029)が2.63%安。こうしたなか、足元の原油安や人民元高を手がかりに山東航空(200152)が2.85%高と堅調で、上昇率1位となった。(中国部・畦田)
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