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【11月18日の香港市場】

2014.11.18 18:35

 主要指数はそろって続落した。ハンセン指数は前日比1.12%安の2万3529.17ポイント、レッドチップ指数は0.71%安の4349.47ポイント。H株指数は3日続落し、1.21%安の1万426.1ポイントだった。メインボードの売買代金は前日に比べて約1割減。概算で746億300万HKドルだった。本日の「港股通」(上海市場から香港市場への注文)による投資額はネットで約8億元にとどまり、限度額の105億元を大きく下回った。

 前日の欧米市場は概ね堅調に推移。米国での大型M&A(合併・買収)や欧州の追加金融緩和の観測などが材料視された。概ね良好な外部環境を背景に、本日の香港の主要指数はいずれも小高くスタート。しかし、その後は中国経済の先行き不透明感が重しとなり、主要指数は徐々に下げ幅を拡大。後場は概ね安値圏で低迷した。商務部の幹部が中国経済の下振れ圧力に言及し、同時に明らかとなった対中直接投資額(FDI)が弱い数値にとどまったことなどが影響した。このほか、期待外れの「港股通」の投資額が市場心理を悪くした。

 日本の景気後退入りが嫌気され、原油相場が反落。これを受け、エネルギー関連株が売りに押された。中海油田服務(02883)が4.34%安、崑崙能源(00135)が3.21%安、中国海洋石油(00883)が2.23%安、中国石油天然気(00857)が1.04%安。70都市の住宅価格統計で10月に前月比で上昇した都市がなかったことから、本土系不動産株も概ねさえない。融創中国(01918)が6.60%安、緑城中国(03900)が3.26%安、中国海外発展(00688)が1.88%安。

 また、「港股通」の投資額が2日目も低水準にとどまったことから、「滬港通」(上海・香港ストック・コネクト)関連の銘柄が利食い売りに見舞われた。売買代金の伸び悩みを受け、香港交易所(00388)が2.35%安と続落。中国銀河証券(06881)が3.38%安、海通証券(06837)が2.36%安、中信証券(06030)が1.53%安と、証券大手がそろって売られた。株価上昇が見込まれていたA株未上場の有力企業も概ねさえない。テンセント(00700)が2.55%安、聯想集団(00992)が2.05%安。

 一方、通信最大手の中国移動(00941)が反発し、1.27%高でハンセン指数構成銘柄の上昇率1位。今週の新製品発表会への関心が集まったようだ。中央政府がインフラ建設プロジェクトを相次いで承認しており、中国交通建設(01800)が2.19%高、中国機械設備工程(01829)が2.11%高、中国中鉄(00390)が0.60%高と建設株が上昇。個別ではファイナンスリース会社の中国金融租賃(02312)が5.50%の逆行高。投資家の出資提案を受け、思惑買いが膨らんだ。(中国部・畦田)
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