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【11月20日の香港市場】

2014.11.20 18:20

 主要指数はそろって下落。ハンセン指数は前日比0.10%安の2万3349.64ポイント、レッドチップ指数は0.23%安の4313.73ポイントと、いずれも4日続落。H株指数は5日続落し、0.01%安の1万379.43ポイント。メインボードの売買代金は前日に比べ約6%減少し、概算で611億500万HKドルだった。本日の「港股通」(上海市場から香港市場への注文)による売買代金はネットで2億元に届かなかった。

 前日のニューヨーク市場はダウ平均が3日ぶりに小反落。前日に過去最高値を更新したことから、利益確定売りに押された。一方、本日の香港市場は11月のHSBC中国製造業PMI(速報値)が市場予想を下回る50にとどまったことを受け、朝方は主要指数が下げ幅を広げたが、その後はハンセン指数とH株指数が小幅高で推移。ただ、取引終了間際に売りが膨らみ、小幅安で引けた。レッドチップ指数は中央政府系コングロマリットである華潤グループの銘柄が重荷となり、小幅安での値動きに終始した。

 ハンセン指数の構成銘柄では、本土系石油株の上昇が目立った。中国海洋石油(00883)は南シナ海東部で新たな油層を発見したことを材料に、上昇率2位の1.95%高。これに中国石油化工(00386)が0.97%高、中国石油天然気(00857)が0.82%高と追随した。また、テンセント(00700)が上昇率3位の1.04%高。新しいスマホアプリはデータ通信サービスを使い、通信事業者と「ウィン・ウィン」の関係を築くと経営トップが発言し、新製品への期待感が高まった。

 一方、値下がり銘柄では華潤グループが目立った。華潤置地(01109)が下落率1位の1.64%安、華潤創業(00291)が同3位の1.51%安だったほか、華潤電力控股(00836)が1.20%安。同じく中央政府系コングロマリットの関連銘柄も売られ、中国中信(00267)が同2位の1.52%安、招商局国際(00144)が同5位の1.35%安だった。マカオ政府の2015年度予算が承認され、カジノ税収のゼロ成長を見込んでいることが嫌気され、銀河娯楽(00027)が同4位の1.46%安、サンズチャイナ(01928)が0.99%安。「港股通」の低迷を受け、香港交易所(00388)が1.30%安だった。

 そのほかの銘柄では、山東威高集団医用高分子製品(01066)が15.43%安。14年7-9月期が前年同期比で約36%の減益となり、市場予想を下回ったことが売り材料となった。(中国部・千原)
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