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【12月1日の香港市場】

2014.12.01 18:20

 主要指数はそろって大幅安。ハンセン指数は前営業日比2.58%安の2万3367.45ポイント、レッドチップ指数は2.99%安の4398.87ポイントと、いずれも3日続落。H株指数は大幅反落し、2.93%安の1万818.20ポイント。メインボードの売買代金は先週末に比べ約17%増加し、概算で1051億3700万HKドルだった。「港股通」(上海市場から香港市場への注文)による売買代金はネットで3億元弱にとどまった。

 香港の主要指数は低く寄り付き、その後も下げ幅を拡大。いずれも本日の安値付近で引けた。H株指数は4営業日ぶりに1万1000ポイントを割り込んだ。売買代金は5営業日ぶりに1000億HKドルを超えた。本日発表の11月のCFLP製造業PMIが市場予想を下回る50.3となり、中国の景気先行き不透明感が一層強まった。香港では学生団体と警察の衝突がエスカレートし、デモの長期化が香港の経済や社会に与える懸念が広がった。

 ハンセン指数の構成銘柄はほぼ全面安。国泰航空(00293)が原油安による燃料コスト低下期待を背景に3.39%高となり、唯一の上昇銘柄となった。一方、先週末に引き続き本土系エネルギー株の下げがきつかった。崑崙能源(00135)が5.48%安、中国海洋石油(00883)が5.46%安となり、下落率1~2位に並んだほか、中国石油天然気(00857)が同5位の4.39%安、中国石油化工(00386)が同6位の4.09%安だった。平安保険(02318)は第三者割当増資を発表し、割当先にアリババ・グループの馬雲(ジャック・マー)最高経営責任者やテンセント(00700)の馬化騰・主席が含まれるとの報道が流れ、これを材料に高く寄り付いたが、後場の中盤から上げ幅を縮め、0.30%安で引けた。

 そのほかの銘柄では、原油安を好感し、本土系航空株が続伸。中国南方航空(01055)が1.98%高、中国国際航空(00753)が0.50%高、中国東方航空(00670)が0.25%高だった。石油関連株は大きく下げ、海峡石油化工(00852)が12.16%安、山東墨龍石油機械(00568)が8.42%安、安徽天大石油管材(00839)が6.96%安。京信通信(02342)は元従業員の贈賄が報じられ、7.23%安だった。一方、先月28日に上場したばかりの東瀛遊控股(06882)が22.79%高。上場初日は公募割れで引けたが、主力銘柄の大幅調整で資金がシフトしてきたもようだ。また、日本観光業務を主力とすることから、急速な円安も追い風となった。(中国部・千原)
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