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【12月1日の中国本土市場】

2014.12.01 18:07

 主要指数はそろって下落した。上海市場は上海総合指数が前営業日比0.09%安の2680.15ポイント、A株指数が0.09%安の2806.93ポイントと、小幅ながらも8営業日ぶりに下げた。B株指数は続落し、1.05%安の274.55ポイント。深セン市場はA株指数が7日ぶりに下落し、0.54%安の1476.10ポイント。B株指数は0.37%安の985.66ポイントと小反落した。両市場の売買代金は先週末に比べて約3%減少。それでも概算では6802億元に上り、歴代2位の大商いだった。「滬股通」(香港市場から上海市場への注文)は買付限度額の消化率が約11%だった。

 週明けの本土市場は約6割の銘柄が値下がり。上海総合指数は前場こそ先週の騰勢を引き継ぎ、小高く推移。節目の2700ポイント台に乗せる場面もみられた。もっとも高値更新にともない相場過熱への警戒感も徐々に燻り始め、後場の半ばから概ね小安くもみ合った。発表された11月の中国の製造業PMIは、CFLP、HSBCいずれの算出値も弱い内容。また、国際原油相場の急落を受けて産油国の景気悪化も意識されるなど、国内外のリスク要因が利益確定売りに繋がった。シェールガスや軍需、GPS(全地球測位システム)、スポーツなどのテーマ株が軟調。「創業板」の小型株が反落した。

 一方で高水準の売買代金が好感されて華泰証券(601688)がストップ高など、証券株が堅調。年末の需要拡大を織り込み、沱牌舎得酒業(600702)が7.54%高、茅台酒(600519)が2.70%高と酒造株が急伸した。当局から預金保護制度の草案が明らかにされ、銀行株の一角がしっかり。中国光大銀行'A'(601818)が2.89%高で引けた。

 B株市場もA株と同じく利益確定売りが目立ち、値上がり数は2割に届かなかった。上海B株では不動産価格の低迷が嫌気され、地場系のデベロッパーが大幅安。上海陸家嘴金融貿易区開発(900932)が5.52%安、上海外高橋保税区開発(900912)が3.86%安で、下落率1、2位に並んだ。こうしたなか、燃料コストの改善期待から海南航空(900945)が上昇率1位の5.70%高と続伸。また、大型株の内モンゴル伊泰石炭'B'(900948)も1.99%高と買われ、指数の下げ幅を縮めた。

 深センB株でも不動産株がさえず、招商局地産控股(200024)が2.10%安、深セン物業発展(200011)が2.01%安、深セン特区不動産(200029)が1.67%安。中小型の銘柄が概ね値下がりした。一方で酒造株がA株に連れ高。安徽古井貢酒(200596)が6.18%高、張裕葡萄酒(200869)が1.84%高と買い進まれた。(中国部・畦田)
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