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【12月2日の中国本土市場】

2014.12.02 17:26

 主要指数はいずれも急反発となった。上海市場は上海総合指数が前日比3.11%高の2763.54ポイント、A株指数が3.11%高の2894.49ポイント。B株指数は3日ぶりに上昇し、1.14%高の277.70ポイントだった。深セン市場はA株指数が1.48%高の1498.05ポイント、B株指数が0.73%高の992.92ポイントと、いずれも反発した。両市場の売買代金は前日比で約3%減少。それでも概算では6631億元に達し、歴代3位の大商いだった。また、「滬股通」(香港市場から上海市場への注文)の買付限度額の消化率は約26%に上昇した。

 本土市場は約7割の銘柄が値上がりした。中国の弱い製造業PMIが引き続き悪材料となり、上海総合指数は前場半ばまで前日終値を挟んで弱含んだ。しかし、前引けにかけて上げ幅を広げて節目の2700ポイントを回復すると、後場で一気に騰勢を強め、約40カ月ぶりの高値で引けた。上昇幅は80ポイントを超え、昨年9月9日以来の大きさ。中国人民銀行(中央銀行)による定例オペ見送りが伝わり、預金準備率の引き下げ観測が台頭。中国民生銀行'A'(600016)、交通銀行'A'(601328)、中国工商銀行'A'(601398)などの銀行株が急伸し、指数上昇をけん引した。足元での高水準の売買代金や口座開設数を受け、招商証券(600999)など複数の証券株がストップ高。石炭最大手の神華能源'A'(601088)は製品値上げを手がかりに上昇。ほかの石炭株も連れ高した。原油安で出遅れ気味の石油株に押し目買いが増加。来年のA株について米系大手投資銀行が強気の見通しを明らかにしており、これが幅広い銘柄への買いに繋がった。

 B株市場はA株に連れ高となり、約8割が上昇した。上海B株では原油安の恩恵を織り込み、大衆交通集団(900903)が3.56%高、上海錦江国際実業投資(900914)が2.88%高、海南航空(900945)が1.34%高など、運輸関連株が堅調。金融緩和の効果が期待され、上海金橋輸出加工区開発(900911)が上昇率1位の5.84%高、上海陸家嘴金融貿易区開発(900932)が2.92%高、上海外高橋保税区開発(900912)が1.50%高と、地場系の不動産株も物色された。

 深センB株でも不動産大手の招商局地産控股(200024)が上昇率4位の2.41%高。酒造株も引き続き堅調で、白酒大手の安徽古井貢酒(200596)は1.33%高と続伸した。もっとも原油安から買われてきた山東航空(200152)には利食い売りが広がり、本日は0.47%安で引けた。(中国部・畦田)
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