中国株ニュース 詳細

【12月5日の中国本土市場】

2014.12.05 17:44

 上海市場では上海総合指数が前日比1.31%高の2937.64ポイント、A株指数が1.32%高の3077.51ポイントと、4日連続で上昇。一方でB株指数は4日ぶりに反落し、1.35%安の279.46ポイントと調整した。深セン市場でもA株指数が1.85%安の1520.17ポイント、B株指数が0.85%安の1004.70ポイントと、同じく4日ぶりに反落。両市場の売買代金は前日比で約18%増加。概算で1兆290億元と、史上初めて1兆元の大台に乗せた。一方で「滬股通」(香港市場から上海市場への注文)の買付限度額の消化率は約20%と、前日に比べて低下した。

 週末の本土市場は約7割半の銘柄が値下がりした。足元で個人投資家による信用買いが増えるなか、証券当局の信用取引への監視が強まるという観測が浮上。また、来週に相次ぎ発表される中国の経済指標への警戒感もみられ、利食い売りに押される展開となった。幅広いセクターが調整し、中小型株が多い深センA株指数は軟調に推移した。もっとも、上海総合指数は乱高下しつつも、大型株がけん引するかたちで最終的には続伸して大引け、約3年7カ月ぶりに2900ポイント台を回復した。預金準備率の引き下げ期待から銀行株が上昇。足元の活況な証券市場を受け、保険・証券株が連騰した。また、国内での大型油田発見のニュースが伝わり、中国石油天然気'A'(601857)が9.88%高。政策期待から軍需関連株も買われた。

 B株市場も利食い売りに押され、9割弱の銘柄が値下がり。金融などの大型株も少なく、両指数も反落した。上海B株では石炭大手の内モンゴル伊泰石炭'B'(900948)が戻り売りに押され、下落率3位の3.15%安。指数の下げ幅を広げた。業績不振株が総じてさえず、*ST中国紡織機械(900906)が同1位の4.87%安、*ST大化集団大連化工(900951)が2.64%安と、両ST銘柄が売られた。一方、本日取引を再開した中路(900915)がストップ高で大引け。売買停止中の相場上昇が織り込まれたほか、企業の出資持分売却による多額の利益計上も好感された。

 深センB株では深セン特区不動産(200029)が下落率2位の3.70%安、深セン物業発展(200011)が3.08%安、招商局地産控股(200024)が0.23%安と、不動産株が利益確定売りに押された。安徽古井貢酒(200596)が2.11%安、張裕葡萄酒(200869)が0.78%安と酒造株も調整。一方で深セン市前海の金融・サービス特区の成長期待から、地場系港湾会社の深セン赤湾港航(200022)が0.79%高としっかり。(中国部・畦田)
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