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上海オートメーション器具、資産再編計画の概要を発表

2014.12.08 10:18

 上海オートメーション器具(900928.SS)は6日、資産再編計画の概要を明らかにした。今回の再編計画は、上海臨港経済発展集団資産管理有限公司(臨港集団)の「裏口上場」に該当。上海オートメーション器具はすべての資産と負債を臨港集団に譲渡する一方、臨港集団から子会社の出資持分を取得する。上海オートメーション器具が手放す資産は1億9000万元、取得する資産は28億5000万元に上る見込み。また、これにあわせてA株の第三者割当増資も実施する。

 筆頭株主の上海電気(集団)総公司は保有する上海オートメーション器具のA株8000万株(現在の発行済み株数の約20.04%)を無償で臨港集団に譲渡する。

 これを受けて資産交換を実施。上海オートメーション器具はすべての資産と負債を臨港集団に譲渡。その一方で臨港集団から上海臨港経済発展集団投資管理有限公司(臨港投資)の出資持分100%を取得する。

 さらに上海オートメーション器具は新株(A株)を対価に臨港集団から資産交換の差額部分を購入する。対価として発行するA株は1株あたり7.08元とする。具体的な購入計画によると、上海九亭資産経営管理有限公司と上海松江新橋資産経営有限公司から、上海漕河涇開発区松江高新産業園発展有限公司(松高新)と上海漕河涇開発区松江高科技園発展有限公司(松高科)の出資持分を49%、40%ずつ購入する。

 また、上海浦東康橋(集団)有限公司から上海漕河涇康橋科技緑洲建設発展有限公司(康橋公司)の出資持分40%も購入する。

 この資産買収で発行するA株は約3億7600万株に上る。

 これらの資産買収に合わせ、A株の第三者割当増資を実施することも計画している。発行価格は1株あたり7.92元。調達資金は9億5000万元を超えない見込み。発行株数の上限は約1億2000万株に上る。

 重大な資産再編計画にともない、同社株は2014年5月5日から売買を停止していたが、2014年12月8日に取引を再開する予定。

(同件につきましては、2014年8月8日付「臨港集団の傘下で産業パーク開発会社に転身」をご参照ください)
 
【出所】上海証取サイト上の公告(2014/12/06)

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