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華潤置地、親会社の資産買収と株式売り出しを計画

2014.12.09 10:28

　華潤置地（01109.HK）は8日、親会社の華潤股フン有限公司などから複数の不動産開発プロジェクトを買収すると発表した。総買収額は147億9500万元を予定しており、増額される可能性もある。このうち100億元分は新株を割り当て、残りは現金で支払う。買収を通じて同社の土地備蓄や不動産販売、キャッシュフローの拡大などが見込めるとしている。また、親会社は対価として受け取った新株の一部を、華潤置地の株主に9株につき2株の割当比率で売り出すという（日本人を含む海外株主は、規制があるため売り出しに応じることはできない）。

　買収を予定しているのは、広東省深セン市、山東省済南市の計5件の複合開発プロジェクト。総建築面積は約404万平方メートル、2014年10月末時点の評価額は183億9000万元に上り、2020年までに順次、収益化されるとしている。

　なお、対価株の発行価格、売出価格はいずれも1株あたり18.0104HKドルで、公告発表前10営業日の平均終値を約7％下回る水準。対価株数は発行後の株式総数の10.71％、売出株数は6.36％に相当する。売り出しの権利落ち日は2015年1月13日を予定している。

【出所】香港証取サイト上の公告(2014/12/08)

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