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【12月9日の中国本土市場】

2014.12.09 18:13

 本土市場は大幅安。上海市場は上海総合指数が前日比5.42%安の2856.26ポイント、A株指数が5.44%安の2992.12ポイントと、6日ぶりに大幅反落。B株指数も大きく反落し、2.27%安の275.05ポイントだった。深セン市場はいずれも大幅に反落し、A株指数が4.32%安の1466.37ポイント、B株指数が2.16%安の993.68ポイントだった。両市場の売買代金は前日に比べ約30%増加し、概算で1兆2439億元に達した。「滬股通」(香港市場から上海市場への注文)の買付限度額の消化率は昨日に比べ低下し、約9%だった。

 上海総合指数は高値警戒感から3000ポイントを割り込んで寄り付いた。その後は前日終値と大台を挟んで一進一退だったが、前場の中盤から騰勢が強まった。ただ、指数は上昇したものの、前場終了時点で国策関連を中心に幅広い銘柄が下落していた。後場に入ると、上昇率は2.35%高に達し、3100ポイントを視野に入れたが、ここで売りが大きく膨らみ、上海総合指数は急落。取引終了間際に下落率は6%を超えた。終値は3日ぶりの2900ポイント割れ。日中値幅は256.73ポイントに達した。両市場いずれも8割あまりの銘柄が下落。両市場の売買代金は過去最高を更新し、本日の東証一部の売買代金の約10倍に達した。

 幅広い銘柄が大幅安となるなか、証券株の一角が引き続き買われた。西南証券(600369)がストップ高だったほか、海通証券'A'(600837)が7.35%高、中信証券'A'(600030)が4.07%高。来年の経済政策の方向性などを話し合う中央経済工作会議が本日から始まり、天津市や広東省の自由貿易区や「シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード」(一帯一路)の構想などを手がかりに、空港・港湾株が堅調。営口ポート(600317)がストップ高だったほか、広州白雲エアポート(600004)が7.22%高。このほかインフラ建設加速への期待から、セメント、ガラス、建築などの銘柄もしっかり。一方、保険、軍需などの幅広い銘柄がストップ安に終わった。

 上海B株市場は9割近くの銘柄が下落した。こうしたなか資産再編を予定している上海オートメーション器具(900928)が2日連続でストップ高。政策期待を背景に、錦州港務(900952)が1.93%高、華新セメント(900933)が0.62%高。子会社売却計画を発表して約1カ月ぶりに売買を再開した*ST上海三毛企業(900922)はストップ安に沈んだ。深センB株市場も9割近くの銘柄が下落。昨日は上昇率2位だった招商局地産控股(200024)がストップ安となり、深センB株指数の重荷となった。(中国部・千原)
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