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【12月10日の中国本土市場】

2014.12.10 17:40

 主要指数は急反発した。上海市場は上海総合指数が前日比2.93%高の2940.00ポイント、A株指数が2.93%高の
3079.85ポイント、B株指数が2.83%高の282.86ポイント。深セン市場はA株指数が3.50%高の1517.80ポイント、B株指数が2.61%高の1019.63ポイント。両市場の売買代金は前日に比べ約3割減少し、概算で8396億元だった。「滬股通」(香港市場から上海市場への注文)の買付限度額の消化率は昨日に比べて上昇し、約15%だった。

 前場の上海総合指数は概ね弱含む展開。投資家が昨日の大幅安のショックを引きずっていたほか、発表された中国の物価統計が将来のデフレリスクを意識させる内容となったことも影響した。もっとも、後場に入ると再び買い戻す動きが広がり、指数も上げ幅を広げて2900ポイント台を回復。前日の急落分の約半分を取り戻した。両市場で約8割半の銘柄が上昇。中央経済工作会議の会期中であり、政策進展を織り込み構造改革関連のテーマ株が買い戻された。

水質汚染防止の行動計画が出されるとの観測から、重慶水務(601158)、天津創業環保'A'(600874)、竜浄環保(600388)など、水道・環境関連株がストップ高。自由貿易区の設立や海運業の税負担軽減への期待感から、天津港(600717)、上海ポート(600018)、中遠航運(600428)などの海運・港湾株が上昇。また、預金準備率の引き下げ観測を受けて、北京銀行(601169)、浦東発展銀行(600000)など銀行株が買われ、指数上昇をけん引した。

 B株市場はA株に連れ高となり、値下がりはわずか3銘柄だけ。上海B株では先週末に大規模な再編計画を明らかにした上海オートメーション器具(900928)が3日連続でストップ高。自由貿易区建設の思惑買いから、天津海運(900938)が9.57%高、錦州港務(900952)が4.85%高。華電能源(900937)はA株電力会社への資本参加計画を手がかりに1.95%高だった。深センB株でも海運・港湾株が堅調で、深セン赤湾港航(200022)が上昇率1位の8.16%高。足元の好調な自動車販売が評価され、長安汽車(200625)が2.95%高と買い戻された。(中国部・畦田)
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