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【12月11日の香港市場】

2014.12.11 18:14

 主要指数はいずれも反落した。ハンセン指数は前日比0.90%安の2万3312.54ポイント、H株指数は1.02%安の1万1255.43ポイント、レッドチップ指数は0.96%安の4326.12ポイント。メインボードの売買代金は前日比で約1割減少。概算で980億7800万HKドルとなり、今月初めて1000億HKドルを割り込んだ。「港股通」(上海市場から香港市場への注文)による売買代金はネットで約4億8300万元だった。
 
 ギリシャの政治的混乱や原油相場のさらなる下落が警戒され、前日の米国市場ではS&P500種株価指数が大幅安。外部環境は一層悪化し、本日の香港市場は軟調な地合いに終始した。中国国家統計局の統計発表を明日に控え、弱い数値を織り込むかたちで売りが目立った。中央経済工作会議の決定内容の発表が近づき、様子見ムードも顕在化。主要指数は大引けまでマイナス圏でもみ合った。

 原油など商品相場の下落基調を受けて、エネルギー・資源株が軟調。全体の地合いを冷やした。崑崙能源(00135)が3.48%安でハンセン指数構成銘柄の下落率1位。新疆新キン砿業(03833)が2.68%安、紫金砿業(02899)が1.87%安、中国海洋石油(00883)が1.56%安、中国石油化工(00386)が1.13%安。中海油田服務(02883)は来年の業績が悪化する見通しを示し、7.07%安と売り込まれた。連日の大商いが続いているA株市場だが、本日は軟調に推移。これを受け、A・H重複上場株の多くが利益確定売りに押された。特に証券株は調整し、海通証券(06837)が8.40%安、中信証券(06030)が7.02%安、中国銀河証券(06881)が6.08%安。また、ムーディーズから中国国有企業の不良債権増加のリスクが指摘されており、銀行株も低迷。中国民生銀行(01988)が1.94%安、中信銀行(00998)が1.53%安で引けた。

 一方で燃料コストの軽減が織り込まれ、運輸セクターが上昇した。中国東方航空(00670)が8.57%高、中国国際航空(00753)が5.35%高、中国南方航空(01055)が4.32%高と、航空大手三社が好調。中海発展(01138)が2.62%高、中国遠洋控股(01919)が2.48%高、中海コンテナ運輸(02866)が2.30%高など、海運大手が堅調だった。このほか、前日上場した原発最大手の中国広核電力(01816)が連騰し、9.36%高。鉄鉱石の価格下落による原材料コストの削減が見込まれ、鞍鋼(00347)が7.09%高、馬鞍山鋼鉄(00323)が6.48%高と、鉄鋼株も買い進まれた。(中国部・畦田)
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