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【12月12日の中国本土市場】

2014.12.12 17:38

 主要指数はまちまち。上海市場は上海総合指数が前日比0.42%高の2938.17ポイント、A株指数が0.42%高の3077.74ポイントと反発した。B株指数は小幅に3日続伸し、0.10%高の287.03ポイント。深セン市場はA株指数が3日続伸し、0.97%高の1546.49ポイント。B株指数は3日ぶりに小反落し、0.12%安の1022.09ポイント。両市場の売買代金は前日に比べ約12%減少し、概算で6833億元だった。「滬股通」(香港市場から上海市場への注文)の買付限度額の消化率は昨日に比べて上昇し、約15%だった。

 朝方から証券株や保険株などが反発し、上海総合指数は堅調に推移したが、前場の中盤から利益確定売りに押され、前日終値付近で前引けした。後場は前日終値を挟んで一進一退となり、終盤で上げ幅を広げた。中央経済工作会議が終了し、中国経済の成長鈍化懸念が続くなか、本日発表された11月の工業生産は市場予想を下回り、投資家心理が悪化した。その一方で金融緩和や景気対策・成長戦略への期待が根強く、様子見ムードが強かった。売買代金は8営業日ぶりに7000億元を割り込んだ。上海市場は5割半の銘柄が上昇。深セン市場は「創業板」の上場企業を中心に6割半の銘柄が上昇した。

 国有企業改革の全体プランの起草が最終段階に入り、国有資本が集中していた道路事業を民間資本にも開放する方針が盛り込まれるとの報道を好感し、四川高速道路'A'(601107)がストップ高。鉄道関連株も大幅高となり、中鉄二局(600528)、中国中鉄'A'(601390)がストップ高。昨日は大幅安となった証券株は買い戻され、西南証券(600369)がストップ高。一方、証券当局が上場企業10社を情報開示規則違反などの疑いで調査しており、該当企業が「*ST」特別処理の可能性もあると投資家にリスクを喚起。該当銘柄の創興資源開発(600193)がストップ安だったほか、五洲交通(600368)が7.28%安、大有エナジー(600403)が6.62%安だった。

 上海B株市場は5割あまりの銘柄が上昇。*ST中国紡織機械(900906)がストップ高、*ST上海三毛企業(900922)が3.26%高など、特別処理銘柄の一角が上昇。国有企業改革への期待から、上海市政府系企業の上昇も目立った。一方、上海物資貿易(900927)は「*ST」特別処理の可能性を明らかにし、ストップ安に沈んだ。また、昨日まで4日連続でストップ高だった上海オートメーション器具(900928)が利益確定売りに押され、本日は下落率2位の6.64%安。 深センB株市場は上昇銘柄の方が多かったものの、主力株が重荷となり、深センB株指数は小幅安となった。国有企業改革の進展を好感し、広東高速道路(200429)が上昇率1位の3.25%高。大型不動産株の招商局地産控股(200024)は下落率3位の2.62%安だった。(中国部・千原)
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