内藤証券

マーケット情報

お取扱商品のマーケット情報をご覧いただけます。

中国株ニュース 詳細

BYD、株価急落をめぐる報道に反論

2014.12.19 10:06

 BYD(01211.HK)は19日、同社株が2014年12月18日に急落したことをめぐるメディア報道について、これらが憶測にすぎないものであるとの声明を発表した。

 同社株の急落をめぐる報道では、複数の見方が紹介されていた。その代表的なものは以下の通り。

◆ロシアで数億元に上る為替損失が発生した。
◆電動バスの受注が大幅に減少した。
◆同社株を代用有価証券とした信用取引で損失が急増し、証券会社による強制決済が行われた。
◆ウォーレン・バフェット氏が保有株を大量売却した。

 同社によると、経営状況は通常通りであり、ファンダメンタルズや経営環境に大きな変動はない。ロシアへの輸出額は100万米ドル以下という小規模であり、米ドルで決済していることから、為替損失の問題は存在しない。電動バスの受注と出荷は増加しており、良好な状態を維持している。新エネルギー車を支援する政府の方針にも変化はない。

 信用取引の強制決済という見方については、マーケットでの投資家による行為であり、これについては真偽を判断できないと説明している。

 ウォーレン・バフェット氏による大量売却という憶測については、香港証券取引所のデータで2億2500万株を保有していることを確認。バークシャー ・ハサウェイに確認したところ、BYDの株式を売却していないし、売却する計画もないとの回答を得たという。

 なお、BYDの王伝福・主席をめぐる何らかの事件が起きたとの見方もあったが、これについては事実無根と説明。この数日の王主席は株主総会や会議に出席していたと指摘した。
 
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/12/19)

一覧へ戻る

外国株式のリスク
外国株式等は、株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。
外国株式取引の手数料について
外国株式取引の手数料はお客様の取引形態により違いがあるため、投資にかかる手数料についてはこちらをご確認ください。
外国株式取引は、クーリング・オフの対象にはなりません。
中国株の株価・企業情報などについて
株価情報の提供元や表示内容、表示方法のご説明、また配当情報の注意点などを記載しています。
詳しくは中国株の株価・企業情報などについてをご覧ください。
米国株の株価・企業情報などについて
株価情報の提供元や表示内容などを記載しています。
詳しくは米国株の株価・企業情報などについてをご覧ください。