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【12月22日の香港市場】

2014.12.22 18:04

 主要指数は大幅続伸となった。ハンセン指数は前営業日比1.26%高の2万3408.57ポイント、レッドチップ指数は1.18%高の4287.50ポイントと、いずれも3営業日連続で上昇。H株指数は大幅に4日続伸し、3.01%高の1万1744.02ポイントだった。メインボードの売買代金は先週末に比べ約6%増加し、概算で1009億8000万HKドル。「港股通」(上海市場から香港市場への注文)による売買代金はネットで約3億6800万元だった。

 原油安、ルーブル安の一服感を受け、先週末の米国市場ではダウ平均が上昇。欧州市場も堅調に推移した。急速な原油安と “ロシア危機”への警戒感が緩み、世界的にはリスク志向が回復傾向。こうした流れを受け、週明けの香港市場では引き続き買い戻す動きが目立った。主要指数は高く寄り付くと、大引けまで堅調に推移。中国の政策期待を背景に上海総合指数が連日の高値更新を続けており、香港でもA・H重複上場株にけん引されてH株指数が大幅に上昇した。「港股通」の口座開設で個人投資家に課されている50万元以上の残高保有という規制が、来年にも緩和される可能性が浮上。これも全体の地合いを押し上げた。

 原油相場の反発をきっかけに、足元調整してきた資源・エネルギー関連株が反発。ハンセン指数構成銘柄の上昇率上位に目立った。神華能源(01088)が5.39%高、中国海洋石油(00883)が4.94%高、中国石油天然気(00857)が4.05%高、崑崙能源(00135)が3.96%高、中国石油化工(00386)が3.44%高。さらなる金融緩和が織り込まれ、金融セクターが上昇。中国銀行(03988)が3.83%高、中国建設銀行(00939)が3.43%高、交通銀行(03328)が3.38%高、中国工商銀行(01398)が3.35%高など銀行株がA株に追随して買われ、指数の上昇をけん引した。

 このほか、電力改革の最終プランが年末年始に明らかになるとの観測が伝わり、関連銘柄が物色された。華電国際電力(01071)が4.60%高、中国電力国際発展(02380)が4.60%高、華能国際電力(00902)が4.06%高、大唐国際発電(00991)が3.88%高など、発電大手が上昇。内需関連株が総じて堅調で、乳業大手の蒙牛乳業(02319)が急伸。中国の生活情報サイト大手「大衆点評網」との業務提携などを手がかりに、ハンセン指数構成銘柄の上昇率1位となる7.09%高で引けた。

 一方でマカオのカジノ株が引き続き戻り売りに押され、サンズチャイナ(01928)が下落率1位の2.59%安、銀河娯楽(00027)が同4位の2.19%安。個別では自動車大手の東風汽車集団(00489)が1.27%安とさえない。同社幹部に不祥事の疑いが浮上し、リスク回避の売りが出た。(中国部・畦田)
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