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緑城中国、交通建設集団が株式を買収へ
2014.12.24 14:35
緑城中国（03900.HK）は23日、主要株主の宋衛平・主席と妻の夏一波氏、寿柏年・行政総裁の3人が、保有株の売却をめぐり国有企業の中国交通建設集団有限公司（交通建設集団）と合意に達したことを明らかにした。売却株数は5億2485万1793株（現在の発行済み株数の24.288％）。売却総額は約60億1480万HKドルに上る。
1株あたりの売却価格は11.46HKドルを予定しており、2014年12月19日の終値6.34HKドルを80.76％上回る。取引完了後、宋主席など3人の持ち株比率は42.827％から18.539％に低下する一方、交通建設集団は九龍倉集団（00004.HK）とともに緑城中国の筆頭株主となる見込み。交通建設集団は中国交通建設（01800.HK）などを支配下に置いている。
なお、宋主席など3人は融創中国（01918.HK）との間で保有株売却の枠組み契約を交わしていたが、先ごろ計画を取り止めていた。
今回の情報開示のため、緑城中国の株式は2014年12月22日に売買停止となったが、2014年12月24日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2014/12/23)
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