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【1月15日の香港市場】

2015.01.15 18:09

 主要指数はそろって上昇。ハンセン指数は前日比0.98%高の2万4350.91ポイント、H株指数は1.51%高の1万2190.52ポイントと、いずれも反発。レッドチップ指数は3日続伸し、0.76%高の4552.31ポイントだった。メインボードの売買代金は前日に比べ約8%増加し、概算で931億700万HKドル。「港股通」(上海市場から香港市場への注文)の売買代金は減少し、ネットで約5億7000万元だった。

 前日のニューヨーク市場は、小売売上高が市場予想よりも悪化したことを嫌気し、ダウ平均が4日続落。米長期金利の低下で銀行株が軒並み売られたことも、相場の重荷となった。外部環境は引き続き低迷している一方、上海市場がしっかりとした値動きだったことから、前場の香港の主要指数は前日終値付近で一進一退。だが、中国の12月の金融統計で社会全体の資金調達規模を示す指標が予想を大きく上回ったことに加え、国務院が養老保険制度改革を打ち出したことをで、上海総合指数が上げ幅を広げると、香港の主要指数もこれに追随した。売買代金は4日ぶりに900億HKドルを超えた。

 ハンセン指数の構成銘柄では、平安保険(02318.HK)が3.95%高、中国人寿保険(02628.HK)が3.60%高、AIA(01299.HK)が2.27%高となり、上昇率1~3位に並んだ。養老保険制度改革にともない保険料収入が増加するとの見方が買いを後押しした。本土系不動産株は続伸し、昨日の上昇率1位だった中国海外発展(00688.HK)が2.22%高、華潤置地(01109.HK)が1.89%高。12月の金融統計でマネーサプライの伸びが鈍化していたことから、利下げへの期待感が強まったもようだ。また、福建省アモイ市で住宅購入制限が解除されたことも追い風となった。

 一方、昨日は堅調だった聯想集団(00992.HK)が反落し、本日は下落率1位の1.11%安。また、昨日の上昇率3位だった国泰航空(00293.HK)も、本日は下落率2位の0.45%安だった。このほか前日のニューヨーク市場で銀行株が下げたことから、時価総額の大きなHSBC(00005.HK)が0.35%安だった。(中国部・千原)

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