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中国中信、伊藤忠商事などと戦略的業務・資本提携
2015.01.20 15:16
中国中信（00267.HK）は20日、伊藤忠商事とタイ財閥のチャロン・ポカパン・グループ（CPG）の折半出資合弁会社である正大光明投資有限公司（正大光明）に向け、転換型・無議決権型優先株33億2772万1000株を割り当てると発表した。割当価格は総額459億2254万9800HKドル、1株あたり13.80HKドルで、2015年1月19日の終値13.32HKドルを約3.60％上回る。約459億HKドルに上る調達資金は、実業投資や運転資金に充てるという。
これと同時に中国中信の筆頭株主である中国中信集団有限公司（シティック・グループ）は、24億9033万2363株に上る保有株（現在の発行済み株数の約10％）を正大光明に売却する。売却価格は総額343億6658万6609HKドル、1株あたり13.80HKドル。
さらに中国中信は伊藤忠商事、CPGとの戦略的業務提携契約を交わした。戦略提携の分野は、生活消費関連、不動産・インフラ・設計・技術、金属・エネルギー資源、製造、金融など幅広い。
優先株の発行と株式売却の後、シティック・グループの中国中信に対する持ち株比率は現在の約77.90％から約59.90％に低下。一方、正大光明の持ち株比率は現在の約1.00％から約20.61％に上昇する。
優先株の行使価格は1株あたり13.80HKドル。すべて行使した場合、優先株は33億2772万1000株（現在の発行済み株数の約11.36％）に上る普通株となる。
今回の情報開示のため、同社株は2015年1月20日10時（日本時間）に売買停止となったが、同日14時に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/01/20)
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