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永義実業、資本再編を計画

2015.02.03 10:15

 永義実業(00616.HK)は2月2日、株式併合、減資、株主割当増資などを含む資本再編の計画を発表した。株式20株を1株(額面0.20HKドル)に併合。そして併合後の株式の額面を0.01HKドルに切り下げることを通じて減資を実施し、約481万HKドルを捻出したうえで累積損失の削減に充てる。さらに併合・減資後の株式1株につき新株20株を割り当てる株主割当増資(ライツ・イシュー)を実施する。日本人を含む海外株主は、規制があるため増資に応じることはできない。売買単位も現在の1000株から3000株に改められる。

 1株あたりの割当価格は0.65HKドルで、2015年2月2日の終値4.52HKドル(株式併合による調整済み)を85.62%下回る水準。増資を通じて約3億2600万HKドル(諸費用を除く)を調達する見込み。調達資金は香港での住宅開発プロジェクトや運転資金などに充てるとしている。

 予定スケジュールによると、株式併合・減資は2015年3月18日に発効する予定。同日から仮コードのみの取引となり、その間の3月19日に株主割当増資の権利落ちを迎える。4月1~24日はパラレルトレードとなる見込み。
 
 なお、筆頭株主の永義国際(01218.HK)は株主割当増資の割当分すべてに応じる意向を示している。
 
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/02/02)

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