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【2月6日の香港市場】

2015.02.06 18:21

 主要指数はいずれも下落。ハンセン指数は0.34%安の2万4679.39ポイント、レッドチップ指数は0.72%安の4549.11ポイントと、4日ぶりに反落。H株指数も反落し、0.77%安の1万1697.32ポイント。メインボードの売買代金は前日に比べ約24%減少し、759億3800万HKドル。「港股通」(上海市場から香港市場への注文)の売買代金は3000万元の買い越しにとどまった。

 前日のニューヨーク市場はダウ平均が大幅に続伸。原油相場が反発したことや雇用指標が市場予想ほど悪化しなかったことから、投資家心理が改善した。良好な外部環境を背景に、香港の主要指数は小高く寄り付いたものの、上海市場が軟調だったことから、すぐに下げに転じた。その後もマイナス圏での値動きに終始し、安値圏で引けた。米雇用統計の発表を控えていることから手控えムードが強く、売買代金は2015年1月2日以来の800億HKドル割れとなった。

 ハンセン指数の構成銘柄では、マカオのカジノ株がそろって上昇。銀河娯楽(00027.HK)が7.09%高、サンズチャイナ(01928.HK)が3.09%高となり、上昇率1~2位に並んだ。株価が比較的長期にわたって調整していることで割安感が出ているほか、本土からの観光客で賑わう旧正月が近づいていることなどが影響したもようだ。長江実業(00001.HK)が大規模再編に向けた日程を発表し、これを材料に同3位の2.45%高となったほか、再編相手の和記黄埔(00013.HK)が同5位の1.95%高。原油相場の反発を受け、中国海洋石油(00883.HK)が1.10%高、中国石油天然気(00857.HK)が0.11%高。時価総額の大きなHSBC(00005.HK)は0.90%高となり、ハンセン指数を下支えした。

 一方、昨日は預金準備率の引き下げを好感して堅調だった本土系の銀行株や不動産株が、本日は売りに押された。中国海外発展(00688.HK)が下落率1位の3.16%安、中国銀行(03988.HK)が1.59%安、中国建設銀行(00939.HK)が1.25%安。通信株もそろって反落し、昨日の上昇率3位だった中国移動(00941.HK)が、本日は下落率2位の2.21%安。また、昨日の上昇率2位だった中国聯合網絡通信(香港)(00762.HK)も、本日は0.77%安だった。神華能源(01088.HK)は親会社の腐敗が中国共産党の紀律委員会に指摘されたことを嫌気して1.67%安。昨日の下落率1位だった華潤電力控股(00836.HK)は続落し、1.40%安だった。

 そのほかでは京信通信(02342.HK)が10.32%高。14年12月本決算で黒字転換する見通しを好感した。(中国部・千原)

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