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TCL通訊、14年12月本決算は大幅増益見通し

2015.02.12 11:03

　TCL通訊（02618.HK）は10日、2014年12月本決算が前年比で大幅増益となる見通し（未監査）を明らかにした。販売台数の大幅な増加や製品構成の改善のほか、海外展開が順調なことが主因と説明。モバイル端末の販売台数は成長の鈍化も予想されるが、2015年も安定成長を確保できるよう努力するという。

　2014年の携帯電話端末・アクセサリの販売台数は、前年比33％増の7350万台に上った。うちスマートフォンは136％増の4150万台。製品販売台数に占めるスマートフォンの比率は約56％となり、前年の約32％に比べ大幅に拡大した。また、タブレットPCなど新製品の販売台数も大幅に増加した。調査会社のガートナーによると、同社の世界シェアは携帯電話端末で6位、スマートフォンで9位だった。

　世界展開も順調で、ITGが2014年11月に発表したレポートによると、米国の携帯電話端末市場でのシェアは4位。ガートナーの2014年7－9月期レポートによると、ブラジルを除く中南米でのシェアは1位だったと説明している。

【出所】香港証取サイト上の公告(2015/02/10)

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