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【2月13日の香港市場】

2015.02.13 17:47

 主要指数はいずれも続伸。ハンセン指数は前日比1.06%高の2万4682.54ポイント、H株指数は1.17%高の1万1922.56ポイント、レッドチップ指数は1.11%高の4618.61ポイント。メインボードの売買代金は前日に比べ約2%減少し、概算で716億9700万HKドルだった。「港股通」(上海市場からの香港株投資)は3億3700万元の買い越しだった。

 前日のニューヨーク市場は、ウクライナ東部の停戦合意を好感し、ダウ平均が大幅反発。外部環境の好転を受け、香港の主要指数は高く寄り付き、その後も堅調に推移した。上海総合指数が3200ポイントを回復したことを受け、香港市場では本土系銘柄を中心に買われたほか、昨日は軟調だった香港地場系銘柄も買い戻された。

 ハンセン指数の構成銘柄では、マカオが本土からの観光客で混雑する旧正月を前に、カジノ株が反発。昨日の下落率1位だった銀河娯楽(00027.HK)が上昇率1位の3.94%高だったほか、サンズチャイナ(01928.HK)も14年12月本決算で2ケタ増益を確保し、EBITDAも過去最高を記録したことが追い風となり、同3位の3.20%高だった。また、根強い金融緩和期待を背景に本土系不動産株そろって上昇し、華潤置地(01109.HK)が同2位の3.72%高、中国海外発展(00688.HK)が2.16%高。本土系の銀行株や通信株も続伸。原油相場の反発を受け、エネルギー株も堅調だった。

 一方、東亜銀行(00023.HK)が下落率1位の1.54%安。14年12月本決算は小幅増益だったものの、本土事業で延滞債権が大幅に増加していることが明るみとなり、これが嫌気された。また、聯想集団(00992.HK)が利益確定売りに押され、同3位の1.14%安だった。

 そのほかの銘柄では、上海証大(00755.HK)が17.48%高。中国政府財政部(財政省)の傘下にある資産管理会社が筆頭株主となる見通しを明らかにし、これが買い材料となった。BYD(01211.HK)は電子部品事業を最高23億元で売却する計画を好感し、9.09%高だった。一方、パークソン(03368.HK)は1.15%安。14年12月本決算が減収減益となったことを嫌気した。(中国部・千原)

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