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【2月23日の香港市場】

2015.02.23 18:20

 連休明けの香港市場は主要指数がまちまち。ハンセン指数はかろうじて6日続伸し、前営業日比0.01%高の2万4836.76ポイント。H株指数は6日ぶりに小反落し、0.20%安の1万2041.49ポイント。レッドチップ指数は小反落し、0.10%安の4618.85ポイント。メインボードの売買代金は500億HKドルを下回り、概算で493億6500万HKドル。半日取引だった連休前の今月18日に比べ約71%増加したが、通常取引だった今月17日と比べると約6%増だった。本日も中国本土が旧正月連休中であることから、「港股通」(上海市場からの香港株投資)は中止となっている。

 先週末のニューヨーク市場は、ダウ平均が3日ぶりに反発し、過去最高値を更新。欧州連合(EU)がギリシャへの金融支援延長を決定し、投資家心理が改善した。外部環境の好転を受け、連休明けの香港市場はハンセン指数が小高く寄り付いたものの、本土系の銘柄を中心に売られ、朝方で下げに転じた。売りが一巡すると、買い戻す動きが広がり、前引け間際に連休前終値の水準まで回復。本土が明日まで休日ということもあり、商いは閑散としており、後場は連休前終値を挟んで一進一退となった。H株指数は石油株などが重荷となり、小幅安で推移。レッドチップ指数は小安く寄り付き、前場で上げに転じてからは小幅高で推移していたが、大引け間際に売りに押され、小幅安で引けた。

 ハンセン指数の構成銘柄は、値下がり銘柄の方が多かった。旧正月最初の3日間にマカオを訪問した旅行者が前年同期比で3.4%増にとどまり、これを嫌気し、カジノ株が大きく下げた。銀河娯楽(00027)が下落率1位の3.22%安と続落したほか、サンズチャイナ(01928)が反落し、同3位の2.01%安だった。また、連休前は大幅高だった本土系石油株が反落。中国海洋石油(00883)が同2位の2.81%安だったほか、崑崙能源(00135)が1.53%安、中国石油化工(00386)が1.07%安、中国石油天然気(00857)が1.00%安。連休前は中国政府が国有石油会社を合併するという外電の憶測記事が材料視されたが、信憑性を疑う声もあり、本日は売りに押された。中国移動(00941)は下落率4位の1.96%安。親会社に中国共産党党紀の遵守状況をめぐる調査が入るという情報を嫌気したもようだ。

 一方、テンセント(00700)が上昇率1位の3.77%高。旧暦大晦日に同社のSNSアプリ「微信」(WeCat)を使った「紅包」(お年玉)の送受信量が10億件を突破したことが話題となり、これが材料視された。なかでも旧暦大晦日に中央電視台(CCTV)で放送される大型番組「春節聯歓晩会」との提携で、アプリ搭載のスマートフォンを振って紅包を取り合う企画では、5時間で延べ人数で110億人の視聴者が参加しており、これも投資家の関心を集めた。また、連休前は軟調だった本土系不動産株は、華潤置地(01109)が上昇率4位の1.23%高だったほか、中国海外発展(00688)は前日比変わらずだった。

 そのほかの銘柄では、山東威高集団医用高分子製品(01066)が5.11%高。人工骨事業を手がける子会社を香港メインボードにスピンオフ上場させる計画を発表し、これが材料視された。(中国部・千原)
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