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【2月25日の香港市場】

2015.02.25 17:49

 香港の主要指数はそろって小幅高。ハンセン指数は小反発し、前日比0.11%高の2万4778.28ポイント。H株指数は0.15%高の1万2064.80ポイント、レッドチップ指数は0.46%高の4641.51ポイントと、いずれも小幅に続伸した。メインボードの売買代金は前日に比べ約23%増加し、概算で713億7900万HKドル。「港股通」(上海市場からの香港株投資)は4億6200万元の買い越しだった。

 前日のニューヨーク市場は、ダウ平均が反発し、再び過去最高値を更新。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長による議会証言から、早期利上げに慎重との見方が広がり、買い安心感につながった。外部環境の改善を背景に、香港の主要指数は始値こそ小高かったが、連休明けの本土市場で上海総合指数が弱含み、朝方は前日終値を挟んで一進一退となった。だが、2月のHSBC中国製造業PMI(速報値)が50を上回り、4カ月ぶりの高水準だったことを手がかりに、香港の主要指数は前場の中盤から上げ幅を拡大。だが、上海総合指数が下げ幅を広げると、香港市場でも主力の本土系銘柄などが売られた。ハンセン指数とH株指数は終盤に入ると前日終値を挟んでもみ合ったが、かろうじて前日比プラスで引けた。レッドチップ指数は不動産株などに支えられ、後場も小幅高で推移した。

 ハンセン指数の構成銘柄では、本土系不動産株がそろって上昇し、華潤置地(01109)が上昇率1位の2.22%高、中国海外発展(00688)が同3位の1.94%高。不動産市場の低迷に対し、中国政府が対応に乗り出すと外電が報道し、これが材料視された。これによると、2軒目の住宅購入をめぐる頭金比率の引き下げのほか、中古住宅取引の営業税の減免などが検討されているという。昨日は決算の下振れが嫌気されて下落率1位に沈んだHSBC(00005)だが、本日は0.86%高。このほかでは香港系公益株などの上昇が目立った。

 一方、本日もマカオのカジノ株が大きく下げ、サンズチャイナ(01928)が5.80%安、銀河娯楽(00027)が5.13%安となり、下落率の1~2位に並んだ。本土住民のマカオ訪問について、マカオ政府高官が規制強化を示唆し、これがカジノ収入の落ち込みにつながるとの警戒感が広がった。(中国部・千原)
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