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【2月25日の中国本土市場】

2015.02.25 17:39

 主要指数はいずれも反落した。上海市場はいずれも8営業日ぶりに調整し、上海総合指数が前営業日比0.55%安の3228.84ポイント、A株指数が0.55%安の3383.18ポイント、B株指数が1.00%安の292.44ポイント。深セン市場はA株指数が0.77%安の1670.34ポイントと、7営業日ぶりに下落。B株指数は0.25%安の1099.29ポイントと、小幅に反落した。両市場の売買代金は連休前に比べてわずかに増加。概算で5093億元だった。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)の売買代金は11億7300万元で、消化率は10%だった。

 旧正月連休明けの本土市場はやや神経質な地合いに終始。上海総合指数は休み前の水準付近で弱含むと、大引けにかけて下げ幅をやや広げた。休み前まで7日続伸した反動から、大型株を中心に利食い売りが目立った。連休の終了でIPO(新規公開)の登録制導入に向けた動きが本格化するとの見通しから、投資家はIPOによる需給悪化を警戒。大型株の多い金融セクターが低迷した。太平洋保険'A'(601601.SS)が4.30%安、南京銀行(601009.SS)が2.39%安、招商証券(600999.SS)が2.17%安、中国銀行'A'(601988.SS)が1.21%安。また、IT・メディア関連の成長株も利食い売りに押された。信雅達システム(600571.SS)が5.98%安、ベストテレビ(600637.SS)が3.60%安。旧正月期間中の住宅販売が全国的に低調だったと伝わり、北京首都開発(600376.SS)が3.55%安、保利房地産(600048.SS)が3.46%安など、一部の不動産株が売られた。

 もっとも、両市場全体では4割弱の銘柄が上昇。本日発表された2月のHSBC中国製造業PMI(速報値)が改善したことや、景気対策への根強い期待感などが支えとなった。中国政府が新たな水質汚染対策を打ち出すとの報道から、江南水務(601199.SS)が7.43%高、重慶水務(601158.SS)が3.82%高など、環境・水道関連株が堅調。中国と韓国の自由貿易協定(FTA)がまもなく発効すると伝わり、韓国との関係が深いセクター・銘柄が個別に物色された。大連港'A'(601880.SS)が5.64%高、日照港(600017.SS)が2.28%高など。

 B株市場もA株に連れ安。上海B株では、大型株の内モンゴル伊泰石炭'B'(900948.SS)が1.98%安とさえず、指数の足を引っ張った。業績不振のST銘柄は決算発表のシーズンを来月に控えてリスク回避の売りが目立ち、*ST大化集団大連化工(900951.SS)が2.07%安、*ST上海三毛企業(900922.SS)が1.56%安。深センB株では繁忙期である旧正月連休の終了を受け、安徽古井貢酒(200596.SZ)が2.58%安、張裕葡萄酒(200869.SZ)が1.89%安と、酒造株が下落。一方でテレビ大手の康佳集団(200016.SZ)は好調で、上昇率1位となる4.43%高で引けた。(中国部・畦田)

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