中国株ニュース 詳細

【2月26日の中国本土市場】

2015.02.26 17:30

 主要指数はいずれも反発した。上海市場は上海総合指数が前日比2.15%高の3298.35ポイント、A株指数が2.15%高の3456.19ポイントと大幅に上昇。B株指数も0.73%高の294.58ポイントで引けた。深セン市場はA株指数が1.02%高の1687.51ポイント、B株指数が0.72%高の1107.28ポイント。両市場の売買代金は前日比で15%増加し、概算で5871億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は売り越しに転じ、売買代金はネットで2億7400万元だった。

 本土市場は約6割半の銘柄が値上がりした。上海総合指数は寄り付きから小安く推移したが、前場の中盤を過ぎて上げに転じ、一本調子に上昇して前引け。後場はジリ高となり、終値での3300ポイント乗せを視野に入れて高値引けした。前日に開かれた国務院常務会議では中小企業の税負担軽減や、失業保険料金の引き下げ、水利インフラ建設の加速を含む一連の景気刺激策を決定。さらに中国人民銀行(中央銀行)系の経済紙がデフレ対策としての金利調整の有効性を強調。これにより追加利下げへの期待感も強まった。来月5日の全国人民代表大会(全人代)の開幕が正式に発表され、政策期待を背景に、幅広いセクターが買い進まれた。

 中国政府が景気安定化に向けて積極的な財政政策をあらためて堅持すると表明。公共事業の恩恵を期待し、インフラ関連株が物色された。建設株が急伸し、中鉄二局(600528)、中国冶金科工'A'(601618)、葛洲ハ(600068)、中国交通建設'A'(601800)はいずれもストップ高。建機大手の三一重工(600031)も6.54%高と買い進まれた。来月の追加利下げが一段と織り込まれるようになり、金融セクターが買い戻された。南京銀行(601009)が3.87%高、北京銀行(601169)が3.66%高、中国工商銀行'A'(601398)が2.22%高。好業績期待から国金証券(600109)がストップ高、招商証券(600999)が9.56%高、中信証券'A'(600030)が4.14%高など、証券株が特に好調だった。

 このほか、市場予想を上回った2月のHSBC中国製造業PMI(速報値)が引き続き支援材料となり、景気敏感株が概ね上昇した。盛屯砿業(600711)が6.52%高、中煤能源'A'(601898)が3.62%高、中国石油天然気'A'(601857)が0.97%高など、資源セクターが堅調。一方で九州通医薬(600998)が3.54%安、康美薬業(600518)が3.15%安、哈薬グループ(600664)が1.02%安など、医薬セクターがやや逆行安だった。

 B株市場もA株に連れ高となり、約7割の銘柄が値上がりした。上海B株では石炭価格の反発を期待し、内モンゴル伊泰石炭'B'(900948)が1.04%高。大型株だけに指数の上昇に寄与した。一方で大型連休の終了にともない、上海錦江国際酒店発展(900934)が0.75%安、上海錦江国際トラベル(900929)が0.43%安と観光株がさえない。深センB株では金融緩和期待から、不動産大手の招商局地産控股(200024)が上昇率1位の2.88%高と物色された。(中国部・畦田)
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