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【3月18日の香港市場】

2015.03.18 18:10

 主要指数はそろって上昇。ハンセン指数が前日比0.91%高の2万4120.08ポイントと反発したほか、H株指数は1.21%高の1万1981.97ポイントと5日続伸、レッドチップ指数は3日続伸で、0.86%高の4463.24ポイントだった。メインボードの売買代金は前日比で約2割増加し、概算で962億5300万HKドル。今月2回目となる900億HKドル台の大商いだった「港股通」(上海市場からの香港株投資)は3億2800万元の買い越しだった。

 米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を控えて早期利上げへの警戒感が高まり、前日の米国株市場は調整。一方で中国では当局の金融緩和スタンスを示すニュースが伝わっており、これが好感されて本日の香港の主要指数は小高く寄り付いた。年金マネーの流入期待や自由貿易区新設の動きなどが好感され、本日もA株市場が上昇。高値更新を続ける上海総合指数に追随する形で、香港の主要指数は前場で上げ幅を拡大。後場も概ね本日の高値圏で推移した。ハンセン指数は7営業日ぶりに節目の2万4000ポイントを回復している。

 中国の金融緩和を好感し、本土系金融株が買われた。中国光大銀行(06818)が2.14%高、中国建設銀行(00939)が1.10%高、中国民生銀行(01988)が1.08%高など、銀行セクターが指数の上昇をけん引。A株市場への年金マネー流入の観測や旺盛な商いが織り込まれ、保険・証券株も買われた。中国人民財産保険(02328)が2.68%高、中国人寿保険(02628)が1.72%高、海通証券(06837)が1.51%高など。「シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード」(一帯一路)構想の具体的な発展計画が近く公表されるとの見通しから、インフラ建設関連株が好調。鉄鋼需要の回復を織り込み、重慶鋼鉄(01053)が7.94%高、馬鞍山鋼鉄(00323)が2.43%高と鉄鋼株が買われた。

 前日に引き続き、自由貿易区の新設による恩恵に期待し、港湾・海運株が上昇。大連港(02880)が4.28%高、廈門国際港務(03378)が3.74%高、中海コンテナ運輸(02866)が0.84%高と堅調だった。また、太陽光発電の新規設置に関する政府目標が市場予想を上回り、太陽光関連株が物色された。信義光能(00968)が7.30%高、保利協キン能源(03800)が5.52%高。上海電気(02727)は減収の14年12月本決算も悪材料とはならず、3.35%高で引けた。

 一方で2月の住宅価格統計が振るわず、一部の本土系不動産株が調整した。華潤置地(01109)が0.70%安、中国海外発展(00688)が0.68%安で、ハンセン指数構成銘柄の下落率2、3位。本日も決算発表の企業が相次ぎ、大幅減益に沈んだ広州富力地産(02777)は5.58%安で引けた。(中国部・畦田)
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