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誉満国際、買収と資本再編を計画

2015.03.19 13:35

 誉満国際(08212.HK)は18日、香港・九龍地区の開発用地の権益51%を取得すると発表した。買収総額は1億6065万HKドルを予定し、現金などで支払う。買収資金などを賄うため、同社は株式併合、株主割当増資を柱とする資本再編も実施する計画。具体的には株式20株を1株(額面0.02HKドル)に併合し、併合後の株式1株につき新株30株を割り当てる株主割当増資(オープン・オファー)を実施する。日本人を含む海外株主は、規制があるため増資に応じることはできない。これにより、少なくとも約2億1560万HKドル(諸費用を除く)を調達する見込みで、運転資金などにもまわすとしている。

 株主割当増資の割当価格は1株あたり0.105HKドルで、2015年1月29日の終値1.48HKドル(株式併合による調整済み)を92.9%下回る水準。予定スケジュールによると、株式併合は2015年5月15日に発効する予定。同日から仮コードのみの取引となり、その間の5月18日に株主割当増資の権利落ちを迎える。6月1~19日はパラレルトレードとなる見込み。

 今回の情報開示のため、同社株は2015年1月30日に売買停止となったが、2015年3月19日に取引を再開した。

(同件につきましては、2015年2月12日付「売買停止の原因は土地買収」をご参照ください)
 
【出所】香港証取サイト上の公告(2015/03/18)

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