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【3月23日の中国本土市場】

2015.03.23 17:22

 主要指数はいずれも続伸。特にA株は大幅高だった。上海市場は上海総合指数が前営業日比1.94%高の3687.72ポイント、A株指数が1.95%高の3865.04ポイントと、9営業日連続で上昇。B株指数は4日続伸し、0.80%高の308.73ポイントだった。深セン市場はA株指数が7日続伸し、2.74%高の1991.01ポイント。B株指数は小幅に続伸し、0.34%高の1140.12ポイントだった。両市場の売買代金は先週末に比べ約5%増加し、概算で1兆2077億元の大商い。1兆2000億元台に乗せたのは、昨年12月9日以来。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)の買い越し額は21億4200万元に上り、消化率は17%に上昇した。

 週明けの本土市場は約8割の銘柄が上昇。上海総合指数は高く寄り付くと、前場は着実に上げ幅を拡大。後場初めで3700ポイント超えを視野に入れた。その後は高値警戒感がみられたものの、大引けにかけて再び上げ足を加速。約6年10カ月ぶりの高値で取引を終えた。米国の早期利上げ観測の後退を受け、先週末の欧米市場や本日の日本・香港市場が堅調に推移するなど、外部環境は良好。こうしたなか、中国の政策や企業業績などへの期待感が継続し、幅広いセクターが物色された。

 「シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード」(一帯一路)構想の具体的発展計画の発表間近との観測から、インフラ建設や貿易関連株が幅広く上昇。中国鉄建'A'(601186)、中国中鉄'A'(601390)がストップ高となった。京津冀地区(北京、天津、河北省)の一体的発展プランが今月末までに出されるとの報道を受け、北京市の地場系銘柄が上昇。北京キャピタル(600008)がストップ高で引けた。さらに電力改革プランの発表を受け、桂冠電力(600236)がストップ高。金属需要の回復を織り込み、金鉱会社の紫金砿業'A'(601899)が3.09%高など、非鉄金属株が堅調。自動車大手の長城汽車'A'(601633)はほぼ前年並みの配当額が好感されて5.72%高で引けるなど、14年12月本決算も材料視された。

 一方で先週に大幅高となった平安保険'A'(601318)は利食い圧力から0.58%安。また、石油大手の中国石油化工'A'(600028)は原油価格の反発や好地合いにもかかわらず、0.31%高と上げ渋った。昨年の原油安による影響で大幅減益の決算となり、これが嫌気された。

 なお、B株もA株に連れ高し、値上がり銘柄の方が多かった。上海B株では黄石東貝電器(900956)が上昇率1位の9.85%高など、純粋B株が好調。また、大型株の内モンゴル伊泰石炭'B'(900948)が3.27%高と堅調で、指数の上昇をけん引した。深センB株では深セン中恒華発(200020)がストップ高。第三者割当増資の計画を発表したものの、割当価格の高さや、売買停止期間中の好相場などが織り込まれた。(中国部・畦田)
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