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双銭、大規模な資産買収・増資を計画

2015.03.24 11:23

 双銭(900909.SS)は24日、大規模な資産買収や第三者割当増資の計画を発表した。親会社の上海華誼(集団)公司(華誼集団)から、エネルギー化学、精密化学、エコタイヤ事業などを手がける企業7社の出資持分を取得する。買収総額は116億4691万8125元を予定しており、すべて新株を割り当てる形で支払う。これによりタイヤ製造に限られた化学製品事業の多様化が進み、収益基盤が大幅に強化されると説明。また、華誼集団の全体上場にも近づくとしている。

 このほか、双銭は第三者割当増資を通じて、最大で37億3331万6700元を調達する計画。調達資金は運転資金に加え、買収予定企業の設備投資や追加出資などに充てるとしている。

 華誼集団への対価株数は9億3100万8643株、増資での割当株数は2億9723万8590株が上限となり、取引後の発行済み株数は18億2047万6400株、華誼集団の持ち株比率は83.22%に拡大する見通し。これら新株には最大36カ月のロックアップ(売却禁止期間)が設定される。1株あたりの発行価格は対価株が12.51元、増資が12.56元が下限となる。

 取引完了後、双銭の企業規模は大幅に拡大する見通し。すでに再編が完了したと仮定した場合、2014年12月本決算の売上高は338億2424万5800元、純利益は12億7271万2400元と試算されている。

 今回の情報開示のため、同社A株とB株は2014年12月15日に売買停止となったが、2015年3月24日に取引を再開した。
 
【出所】上海証取サイト上の公告(2015/03/24)

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